コリン・ファレル、不動産投資で大損失も『トータル・リコール2012』で復活!?
アメリカは不況から脱出しつつあると言われながらも、つい先日、ブリトニー・スピアーズが670万ドルで購入した家を、半額以下の290万ドルで売りに出していると報じられたばかり。現在はヨーロッパの景気後退懸念が一段と広がっているが、そんななか、コリン・ファレルが不動産投資で大損失を被っていることがわかった。
コリンは、ロサンゼルスと生まれ故郷であるアイルランドのダブリンの家を行き来しているが、「彼はダブリンに、2004年から2007年までの間に購入した14件の不動産を所有しています。投資額はトータルで1040万ドル以上と言われていますが、不動産マーケットの低迷により、現在は半額以下の480万ドルにも満たないと言われています」と、デイリー・メール紙が報じている。
コリンはこれによって投資額の50%以上もの資産を失ったわけだが、現在の市場動向を見る限り、短期間の間に不動産価値が上がることは想定しにくいという。今のところ、コリンがこの不動産を焦って手放す理由はなさそうだが、いくらハリウッドスターとはいえ、様々なオファーが目白押しのブリトニーと違って、損失を取り戻すのはそう簡単ではないだろう。
というのも、コリンはアート系の作品に出演することが多く、実力はありながらも、興行成績という意味ではヒットメーカーに入っていない。しかし、今年は折りしも、アーノルド・シュワルツェネッガー主演作『トータル・リコール』(90)のリメイク版『トータル・リコール2012』(全米8月3日公開)の主役という大作の公開が控えており、どこまでヒットするのか注目されている。
ハリウッドスターであれば、はやり損失を取り戻すには景気の回復を待つよりも大作に出演した方が手っ取り早いと言えそうだが、特に『トータル・リコール2012』の動向はコリンの懐に大きな影響を及ぼすことになりそう。シュワちゃんの復活と共に、損失を取り戻すべく大ヒットさせてほしいものだ。【NY在住/JUNKO】