マドンナ、新曲PVが淫猥としてYoutubeで18禁指定に

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マドンナ、新曲PVが淫猥としてYoutubeで18禁指定に

マドンナの新曲「Girl Gone Wild」のプロモーションビデオが、内容が18歳未満の視聴者には適切でないという理由で、Youtube閲覧に年齢制限をかけられたとニューヨーク・ポストが伝えている。

問題のPVは白黒でスタイリッシュな仕上げになっているものの、ホットパンツ姿のマドンナが壁に身をこすりつけるようにして性行為を連想させるポーズを取ったり、SMプレイのように鎖につながれた状況で複数の半裸の男性ダンサーに攻められているように見えるシーンもあり、きわどい性的イメージの連続。また、Youtube側は、男性モデルのお尻が丸出しになっていたり、股間に触れている映像なども問題視しているという。

Youtubeのガイドラインでは、「ヌードや、性行為そのものをドラマ化したもの、又はその行為を髣髴とさせるシーン」が含まれている映像に関しては、閲覧に制限をかけることができるようになっている。今回のマドンナのPVに関しては、現在、彼女のスタッフがYouTubeのガイドラインと照らし合わせて映像を編集中だという。

この18禁指定騒動に関し、マドンナ本人は「私はビデオの中でワイルドな女性を演じているのよ。セックスしないで、どうやってワイルドになれるの?」とYoutube側の対応を批判しており、マドンナの広報担当リズ・ローゼンバーグは「世の中には、ちっとも変わらないことがあるものです。MTVが『ジャスティファイ・マイ・ラヴ』(1990年発売)のPVを放送禁止にした時のことを思い出します」と語っているとWENNが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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