『アベンジャーズ』1日限定前売券に600人超え!早朝の六本木ヒルズを縦断する長蛇の列
アイアンマン、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカなどのヒーローが集結して戦う超大作アクション『アベンジャーズ』(8月17日公開)の1日限定前売券が3月25日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ特設受付で販売された。
始発から続々と集まったファンの数は午前8時には600人以上に達し、TOHOシネマズ六本木からスタートした長い列が300m以上にもなった。なかには兵庫県から始発で駆けつけた猛者も。集まったファンはキャラクターのTシャツを着た親子や、若いカップル、また中学生4人組や大学生の女子2人組など、バラエティに富んでいた。始発に乗って訪れた中学生男子4人組は、「各ヒーローの映画を全て見ています。『キャプテン・アメリカ』のラストからアベンジャーズをずっと楽しみにしていました。8月が待ち遠しいです」と期待のコメントを寄せ、行列先頭に並んだ30代男性は「Youtubeで予告を毎日見ています。この日のために朝早くから並びました。一番で嬉しかったです。ジャパンプレミアに絶対行きたい!」と気合十分だった。
発売開始を待つファンは、作品に関する情報交換や、持ち寄った各キャラクターのアイテムでひとしきり盛り上がるなど、お祭り騒ぎに。チケット販売は、午前9時に600人のカウントダウンから始まり、「アベンジャーズ・アッセンブル!」という掛け声と共に始まった。購入したファンの一人は、「このシリーズは全て見ている。早くから並んだ甲斐があった。このチケットは使用せずに取っておき、上映時には普通のチケットを買う。ポスターは専用の額に入れる」と語り、手にしたチケットとポスターを大事そうに仕舞っていた。六本木アートナイト明けの早朝、TOHOシネマズ周辺はひときわ異彩を放っていた。
引き続き、先着300名限定で行われた8月に行なわれる本作のジャパンプレミア招待抽選会では、ファンの盛り上がりがさらにヒートアップ。ニック・フューリー役のサミュエル・L.ジャクソンの特別メッセージ「シールド長官のニック・フューリーだ。アベンジャーズ計画が今日から始動する。日本のファンの皆、8月17日を楽しみにしていてくれ」が流れ、この日が初披露となる日米2バージョンの3D予告が上映された。ジャパンプレミアに当選した20代女性は「とても嬉しいです。今日は朝6時から並んだ甲斐がありました。アイアンマンがすごく好きです。プレミアがすごく待ち遠しいです。友達に自慢したいです」と大喜び。40代男性も「息子が塾で来られなかったので、代わりに来ました。ジャパンプレミア抽選券も当たってしまって、息子に大きなプレゼントができました」と顔をほころばせた。イベント後も、イベントに参加できないことがわかりつつもチケットを購入するファンが後を絶たず、この日用意したチケットは見事に完売となった。【Movie Walker】