スカーレット・ヨハンソンらのヌード写真流出事件でハッカーが罪を認める

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スカーレット・ヨハンソンらのヌード写真流出事件でハッカーが罪を認める

昨年10月にスカーレット・ヨハンソン、ミラ・クニス、クリスティーナ・アギレラら、50人以上のセレブたちのコンピューターや携帯電話をハッキングし、ヌード写真をネット上に流出させて逮捕されていたフロリダ在住のクリストファー・チャニーが、最終的に罪を認めたことがわかった。

FBIの約11ヶ月の調査によって逮捕されたクリストファーは、当初は罪を認めていなかったが、ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、「ロサンゼルス連邦地裁で行われた裁判で、クリストファーは'forgot password'からセレブたちの個人情報にアクセスしたことなど、手口を暴露し、コンピューター不正アクセスや通信傍受などの罪を認めた」という。クリストファーは禁錮60年及び罰金と賠償金で約250万ドルの支払いを命じられる可能性があるが、判決は7月23日に言い渡される。

今回の事件はクリストファーの単独行動だったことから、これで多くのセレブたちを恐怖に陥れた流出事件はひとまず一件落着だが、ハッカーの手口はますます巧妙になっており、問題が解決したわけではない。検察官も「犯罪社会で暗躍するハッカーたちから身を守るためにも、一人、一人が個人情報に対して用心しなければなりません」とコメントし、引き続き注意を促している。

実際に何をどのように注意したら良いのかは難しいところだが、たとえ恋人や夫に対してであっても、自分のヌード写真をメールで送ることは自殺行為といって間違いないだろう。【NY在住/JUNKO】

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