桐谷美玲が名探偵コナンと華麗なシュートを披露「ワールドカップ級の大ヒットを!」

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桐谷美玲が名探偵コナンと華麗なシュートを披露「ワールドカップ級の大ヒットを!」

青山剛昌原作、国民的人気アニメの劇場版16作目となる『名探偵コナン 11人目のストライカー』(4月14日公開)の完成披露試写会が4月1日(日)、有楽町朝日ホールで開催。レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也と、初めてアニメ声優にチャレンジした桐谷美玲、主題歌を担当したいきものがかりが登壇。また今年は、20シーズン目を迎えたJリーグの全面協力のもと、サッカーをテーマにしたストーリとなっており、劇中で本人役として声優を務めた川崎フロンターレ所属の中村憲剛選手も参加。豪華な舞台挨拶となった。

少年探偵の江戸川コナンが、何者かによって仕掛けられた爆破予告を阻止するため、暗号解読に乗り出す本作。コナンは推理力とチームワークを武器に、真犯人の陰謀に立ち向かう。江戸川コナン役の高山みなみは「ドキドキの連続で史上最高にコナンが疲れた作品だと思う。肉弾戦というか(笑)。Jリーグの選手にもアフレコをしていただいて、初めてのことがたくさん詰まった楽しい作品になった」、毛利蘭役の山崎和佳奈も「後半戦が終わって、ロスタイムで犯人に1点入れられちゃった感じ!」と、それぞれに自信作の見どころを語った。

また、小学生の頃から本シリーズのファンだという桐谷は「単行本も1巻から74巻まで全て持っています!」と“コナン”愛を告白。「家族全員がシリーズのファンで、今回の出演が決まった時はあまりにも嬉しくて、すぐに家族に電話をした。今までのどの仕事よりも、家族の反応が良かったですね!」と語り、会場の笑いを誘っていたが、「どのキャラクターのファン?」との質問には、チラリとコナンの方を見ながらも「灰原哀ちゃんかな」とニッコリ。これにはコナンもがっくりと肩を落としていた。

本作のために主題歌「ハルウタ」を書き下ろしたのはいきものがかり。ボーカルの吉岡は「出会いと旅立ちの春。その揺れ動く気持ちに寄り添えたらと思っています」と歌に込めた思いをアピール。中村は「自分の夢に向かって、自分の可能性にフタをしないで頑張ってほしい。僕もみんながもっと大きな世界で活躍できるように頑張ります」と会場の子供たちに熱いエールを送った。

その後、“大ヒット祈願キックオフ”としてボールを蹴ることになった桐谷とコナン。日本代表としても活躍するフリーキックの名手、中村から指導を受けた桐谷は、「ワールドカップ級の大ヒットを願って!」と意気込みもたっぷり。客席からの「キックオフ!」の掛け声と共に、客席に向けて見事なシュートを放った。

キックオフで大いに盛り上がった舞台挨拶だが、劇中にはキングカズこと三浦和良選手も本人役の声優として出演。共演した高山も「人となりが伴って“キング”なんだなと実感した」と感激の様子。共に子供たちに夢を与え続けるコナンとサッカー選手との共演にも注目だ。フィールドを舞台に、クライマックスに向けてドキドキハラハラのスリリングな展開が待ち受ける本作。是非、臨場感を劇場で堪能してほしい。【取材・文/成田おり枝】

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