本当にあったら行ってみたい!? 超美人な姉妹が経営するカフェ
近年、活況を呈する台湾映画界。東京国際映画祭でも上映された『モンガに散る』(10)や、台湾国内で空前のヒットを記録した『海角七号 君想う、国境の南』(09)など、日本でも劇場公開され、映画ファンの間で話題となる力作が台湾から次々と生み出されてる。絶好調の台湾映画界から、『好男好女』(95)や『珈琲時光』(04)で知られる巨匠ホウ・シャオシェンの全面プロデュースで誕生した新作映画『台北カフェ・ストーリー』が4月14日(土)より公開されている。
ホウ・シャオシェン監督の代表作『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98)で助監督を務めたシアオ・ヤーチュアン監督が手がけた本作。台北でカフェを経営するドゥアルとチャンアルの姉妹を主人公に、客寄せのために始めた物々交換で出会った人々との交流を通して、姉妹がそれぞれにとっての本当に大切なものに気付いていくというストーリーだ。
カフェが舞台ということもあって、美術やファッションもお洒落な雰囲気で統一されており、その点も映画に彩りを加えているが、それ以上に目を引くのが主人公の美人姉妹。姉のドゥアルを演じるのは、『藍色夏恋』(03)でデビューしたグイ・ルンメイ。そして妹のチャンアルを演じたリン・チェンシーは、本作で映画デビューを果たした逸材だ。グイ・ルンメイと本当の姉妹のように見えたことから妹役に大抜擢されたという。どちらも容姿端麗で、実際に彼女たちが経営するカフェがあったら繁盛間違いなしと思えるほど。ほんわかした物語の雰囲気とマッチし、美人姉妹の姿を見ているだけでも楽しめてしまう映画だと言えるだろう。
台北のお洒落なカフェを舞台に、美人姉妹が人生にとって本当に大切なものを見つけていく本作。映画を通して劇中の美人姉妹と一緒に、一番大切なものを探してみてはいかがだろうか。【トライワークス】