阿部寛&上戸彩、シャンプーハットでタオル1枚の外国人と大浴場で“裸のつきあい”

映画ニュース

阿部寛&上戸彩、シャンプーハットでタオル1枚の外国人と大浴場で“裸のつきあい”

ヤマザキマリの人気コミックを、阿部寛主演で映画化した『テルマエ・ロマエ』のお風呂de異文化交流イベントが、4月11日にお台場の大江戸温泉物語で開催。浴衣姿の阿部寛と上戸彩が、タオル1枚で現れた屈強な約20人の外国人たちと共に、大浴場で会見を行った。阿部は「ローマの彫像のような体に鍛えてと言われてきたけど、今日ここで彫像のような方々を見てびっくりしました」と語ると、上戸も「なかなかここまで大勢の男の人の裸を見ることがないので、どこを見れば良いのかなと」と、ハニカミながらコメントした。

阿部と上戸は、外国人たちにピンクのシャンプーハットを手渡し、フォトセッションを行った後で、彼らの質問に答えたりしてコミュニケーションをとった。その中の一人が「日本は裸のつきあいが素晴らしい」と絶賛すると、阿部も「撮影では震災直後なのに、皆さんが協力してくれて。裸のつきあいができました」と頷きながら語った。上戸も「裸を見せ合うと距離が縮まる感じがしますね」とのことだ。

また、別の一人が「温泉だから、(阿部さんたちも)脱いだ方がよくない?」と発言すると、上戸は「確かにね」と苦笑い。ちなみに公共の浴場は、事務所からNGが出ているという上戸は、混浴についても「見たこともない。まだ経験したことがないです。でも、知らない人との混浴は絶対に嫌です」と断言。

阿部はお風呂に1時間半以上入るというぐらい、風呂好きだという。「現場では撮影用に温度を低くしてもらっていました。お湯の中で待ってるのがとても幸せでしたね。上がっちゃうと寒いし、濡れた体をつなげなくてはいけないから、きつかったですけど」。上戸はエンドロールをアピール。「皆さんが気持ちよくお風呂に浸かっています。私も顔が真っ赤で恥ずかしいなと思いながら撮影しました」。

古代ローマの浴場と現代日本の風呂をテーマにしたコミックを映画化した『テルマエ・ロマエ』は、阿部や上戸曰く、「見れば笑って元気になれる映画」に仕上がっている。面白くて感動できるドラマはもちろんのこと、いろんなお風呂のトリビアも散りばめられているので、細部までじっくりチェックしたい。【取材・文/山崎伸子】

作品情報へ