レオナルド・ディカプリオとタランティーノ監督が撮影で衝突?
クエンティン・タランティーノ監督『Django Unchained』(全米12月25日公開)の撮影中に、ジェイミー・フォックスがレオナルド・ディカプリオの口元をうっかり殴ってしまい、レオが本気でタランティーノ監督を罵倒する一幕があったという。
レオは同作で邪悪な大農園主の役を演じており、ジェイミー・フォックス演じる元奴隷のジャンゴから復讐の戦いを挑まれるという設定。そのふたりが闘うシーンで、ジェイミーが手錠をはめたままレオナルドの顔を殴ってしまったため、もともとこのシーンの撮り方についてタランティーノと口論していたレオの怒りが爆発してしまったらしい。
「カメラが回っている時に、ジェイミーが手錠のかかった手を荒々しく振り上げ、レオの手首を打ち、手錠が彼の口元に激しくぶつかった。瞬時にレオはタランティーノを罵倒し始めた。彼は激怒していた。ふたりはそのシーンの撮り方について撮影前に口論していたからだ。だが結局、レオが折れて、タランティーノが自分の主張を通した。レオは『自分はマーティン・スコセッシと4回一緒に仕事をしたが、かすり傷一つ負ったことがない。それなのに、君の仕事ではもうこれだ』と怒鳴っていた」と関係者がナショナル・エンクワイアラー誌に語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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