渡部篤郎、『外事警察』のロケの合間にKARAの出待ち!実はK-POPファンだった

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渡部篤郎、『外事警察』のロケの合間にKARAの出待ち!実はK-POPファンだった

渡部篤郎主演のサスペンスドラマの映画化『外事警察 その男に騙されるな』(6月2日公開)の完成披露試写会が、4月19日に有楽町朝日ホールで開催。渡部篤郎、真木よう子、尾野真千子、田中泯、石橋凌、堀切園健太監督が舞台挨拶に登壇した。連続ドラマが映画化された感想を聞かれた渡部は、マイクを片手に「一曲歌いたいです(笑)」とおちゃめに挨拶した後、「本当に感謝しております」と感謝の言葉を述べた。その後、MCの口から、渡部の意外にミーハーな一面が明かされた。

外事警察こと警視庁公安部外事課は実在の組織で、“日本版CIA”とも呼ばれる国際テロ捜査専門の精鋭部隊のこと。渡部扮する“公安の魔物”住本健司が、今回は国際規模の核テロに挑む。舞台挨拶では、映画の内容にちなんで、堀切園監督とスタッフらが“協力者(情報提供者)”として、各ゲストの極秘情報が順番に暴露されていった。

一番、反響が大きかったのが、渡部が韓国ロケの撮影の合間に、K-POPアイドルの出待ちをしていたという衝撃的な内容だ。渡部は苦笑いしながら「KARAの事務所が近くにあると聞いたので、その辺の喫茶店にいました」と激白。他にもチェ・ジウがよく行くバーを訪れたり、人気のギョウザ屋の行列に並んだりもしたと、自ら饒舌にミーハーぶりを告白した。

尾野は良い演技をするとワイヤレスマイクから心臓の音が聞こえると言われ「聞こえてるとは知らなかったです。でも、音がはみ出すほどの緊張はしてました」と語った。真木は一眼レフでいろんな人を撮影していたそうで「防空壕で撮影をするという良いシチュエーションだったので遊んでみました」と笑顔でコメント。他にも田中泯が撮影で10kg痩せた話や、石橋凌が韓国の寿司屋で騙されたエピソードなどが披露され、会場は大いに盛り上がった。

最後に、渡部は万感の思いを込めて「本当に感謝しております」と繰り返しお礼を言った。「撮影は本当に大変で、苦しい思いをしながらいつもやってます。でも、こうやって見ていただけることで、全てが報われます」。

国家間の核疑惑というタブーな内容にトライした野心作『外事警察 その男に騙されるな』。プサンとソウルでダイナミックなロケを敢行したアクションシーンも見もので、『外事警察』シリーズの新たな真骨頂を見せてくれたと言えそう。【取材・文/山崎伸子】

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