戸田恵梨香、加瀬亮の坊主は「こだわりを持ってて、すごい!」と絶賛
超能力捜査官の活躍を描いたテレビドラマの劇場版となる『劇場版 SPEC 天』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が4月25日(水)、新宿バルト9で行われ、出演者の戸田恵梨香、加瀬亮が登壇した。本作に坊主で出演していた加瀬の撮影裏側を、戸田は「バリカンで剃りながら、メイクさんと『ここの、ここがああで』とこだわりを持ってらっしゃって。あの坊主はすごいんですよ!」と明かした。
4月7日の公開初日には、「SPEC」シリーズのハリウッドでの海外ドラマリメイクが発表。週末興行ランキングでも初登場1位を獲得し、公開から18日間で観客動員数が117万人、興行収入も15億円を突破している。会場のファンからのメッセージボードには「大ヒットは恵梨香ちゃんのSPEC」の文字が。これを見た戸田は「嬉しいですね。(監督の)堤さんが赤字を出すSPECを持っていると聞いたので、良かったな」とジョークを交えて喜びを語った。自身の役について、戸田は「月9のスタッフの皆様にもほめていただけるんです。昔から私のことを知っているスタッフの方には、『あれ(当麻紗綾)、素でしょ?』と言われる。(当麻が)人気があるって聞くと、嬉しいんですけど、複雑」と心境を明かした。本シリーズに出演し、加瀬は「街で声をかけてもらったり、若い人たちから声をかけてもらうことが増えた。これによって認知されたんだなと思った」としみじみ。
この日は現在、本シリーズのファンの間で一番の関心事だと思われる、続編(起承転“結”)の話題も。公式サイトには4月21日から25日(水)正午までに、続編への希望署名が2万1941通集まった。この声を受け、「このまま突っ走ってほしいという思いと、起・翔(承)・転(天)とやってきて、結が現実のものになるんじゃないかという期待も生まれましたし、そこも見えてきたんじゃないかな」(戸田)、「天の時点でこれだけ広がっちゃっているんで、結が全然想像がつかない。お客さんが支持してくれるのであれば答えたい」(加瀬)と、ふたりとも続編への意欲を見せた。
この日の会場には当麻のコスプレをしたファンの姿も見られ、戸田は「すごい!」と感動。会場には本作を既に12回見たというファンも現れ、その人気の高さに戸田は「こういう場に立てることは本当に幸せで役者冥利に尽きます。感謝しています」と話し、加瀬も「予想していたよりも動員が100万人多いですね」と感激の様子だった。【Movie Walker】