故ホイットニー・ヒューストンのお墓がコンクリート詰めに
2月11日にカリフォルニアのビバリー・ヒルトンホテルで逝去し、2月18日にフェアビュー墓地に土葬されたホイットニー・ヒューストンのお墓が、コンクリートで固められることになりそうだ。
ホイットニーの亡骸は2003年に亡くなった父親の横に葬られており、24時間体制でガードマンが見張りをしているが、「ホイットニーの亡骸と一緒に、50万ポンド(約6500万円)相当のダイヤのブローチとイヤリングが埋葬されています。現在は24時間体制でボディーガードを雇っていますが、彼らがいなくなったら、必ず泥棒がジュエリーを盗みにやって来るでしょう。残念ながら母親のシッシーには、一生に渡って24時間体制でガードマンを雇い続ける余裕はないので、お墓をコンクリートで固めることを考えています」と、家族に近い関係者がデイリー・スター紙に明らかにした。
それについて専門家は、「コンクリートで固めることは、とても賢明な方法だと言えるでしょう。ほぼ間違いなく泥棒がやって来ることが考えられますが、コンクリートで固めれば、実質的に盗みは不可能になります。たとえ空気ドリルを使ったとしても、かなりの時間がかかるでしょう」と語り、シッシーの判断を支持しているという。
故マイケル・ジャクソンが眠るフォレスト・ローン・メモリアル霊園は、厳戒なセキュリティ体制が整っており、ファンが霊園ゲートまでやって来ても、マイケルが眠るお墓の傍には近寄れないようになっているが、それでも霊園内に侵入して大霊廟に落書きされるという事態も起きている。となれば一般人も入れるホイットニーのお墓は簡単に荒らされてしまう可能性が高い。ホイットニーを永遠の安らかな眠りにつかせてあげる手段として、コンクリート詰めが唯一無二の方法と言えそうだ。【NY在住/JUNKO】