大ヒット驀進中の『アベンジャーズ』ファンが最も好きなキャラは?

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大ヒット驀進中の『アベンジャーズ』ファンが最も好きなキャラは?

5月4日から全米公開されている『アベンジャーズ』(日本8月17日公開)は、マーベルコミックのヒーローたちが結集する、ファンにはたまらない超贅沢な作品だ。もともと、アメリカでのアメコミ人気は絶大なうえに、作品の評判も高く、さらには個性とエゴの強いヒーローたちが力を合わせて戦う姿にアメリカの未来(希望)を重ねる人々も多いそうで、その結果、週末3日間の興行成績が映画史上初の2億ドルを超え、たった3日間で全米歴代興行成績118位にランク入りという快挙も成し遂げている。

どのキャラも魅力的であるには違いないが、ファンの間では、どのヒーローが一番人気なのだろうか? ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、「ファンが集うFacebookゲーム“Marvel: Avengers Alliance”にアクセスしている500万人以上のユーザーから投票を行った結果、はやり一番人気はロバート・ダウニー・Jr.扮するアイアンマンで、37%のユーザーがアイアンマンを選んだ」という。

全米歴代興行成績のトップ100圏内にランク入りしているのが唯一、28位の『アイアンマン』(08)と32位の『アイアンマン2』(10)であることを考えても、やはりアイアンマン人気(ロバート人気)が絶大であることが改めてわかる結果となった。

2位は、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(11)でクリス・エヴァンス扮するキャプテン・アメリカの19%、3位には『マイティ・ソー』(11) でクリス・ヘムズワース扮するソーの17%となっており、ほぼ互角の全米歴代興行成績と同様に人気も二分している。

続く4位は、同作で紅一点、『アイアンマン2』でスカーレット・ヨハンソンが演じたブラック・ウィドウの13%、5位はマーク・ラファロ扮する『インクレディブル・ハルク』(08)でハルクの11%。どうもハルク人気が今一つで、主役が『ハルク』(03)のエリック・バナから『インクレディブル・ハルク』ではエドワード・ノートンにチェンジ、さらに今回の『アベンジャーズ』ではマークに変わっていることを考えれば、納得の数字とも言えるだろう。

ブラック・ウィドウに関しては主役でないことを考えると、健闘しているが、かねてよりスカーレットが、「『アイアンマン2』だけではブラック・ウィドウの魅力を伝え切れていない」と語っていた通りの結果となっており、スカーレットが尽力しているというスピンオフ映画の製作が楽しみだ。

ちなみに、ジェレミー・レナー扮するホークアイとサミュエル・L・ジャクソン扮するニック・フューリーは、『マイティ・ソー』にノンクレジットでカメオ出演しているだけ、ニック・フューリーは『アイアンマン』『アイアンマン2』そして『キャプテン・アメリカ』には出演しているものの、いずれも主役ではないため、今回の人気投票で他のヒーローたちと互角に闘えなかった。だが今後、ホークアイ主役のスピンオフ映画が製作されれば、また順位は変わるかもしれない。

日本公開まであと約3ヶ月。それぞれの作品をしっかり予習して、全力でスクリーンに臨むべし!【NY在住/JUNKO】

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