『私が、生きる肌』ジャン=ポール・ゴルチエの衣装スケッチパネル展を開催
ペドロ・アルモドバル監督が、作家ティエリー・ジョンケのミステリー小説「蜘蛛の微笑」を基に映画化した『私が、生きる肌』(5月26日公開)。その衣装を手掛けたのがジャン=ポール・ゴルチエだ。今回、本作の公開を記念し、ゴルチエ自身が本作の世界をイメージして描いた衣装スケッチのパネル展が開催される。
本作は、良心の呵責を失った天才医師が完璧な肌を用いて、今は亡き妻そっくりの美女を創り上げるというストーリー。主演を務めたのは、ペドロ・アルモドバル監督と1989年の『アタメ』以来、22年ぶりに再タッグを組んだアントニオ・バンデラス。情熱的なラテンのセクシー男とのイメージが強いアントニオ・バンデラスが、愛に狂わされた異色のキャラクターを体現している。ヒロインには、完璧な肢体と肌で見る者を惹きつける新たなミューズ、エレナ・アナヤ。また『オール・アバウト・マイ・マザー』(00)のマリサ・パレデスが、本作の観察者ともいうべきマリリアに扮し、母親の複雑な心情を表現している。
このパネル展は、5月18日(金)から6月10日(日)まで、ジャンポール・ゴルチエ銀座店で開催する。【Movie Walker】
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