ジョニー・デップ、吸血鬼役でロバート・パティンソンに対抗意識!?
『ダーク・シャドウ』(日本5月19日公開)で吸血鬼を演じているジョニー・デップが、『トワイライト』シリーズでヴァンパイアブームに火をつけたロバート・パティンソンへの対抗意識を感じさせる発言をしている。
『トワイライト』シリーズが大ヒットしたために、映画会社がこぞって吸血鬼映画を製作し始め、ティム・バートン監督の『ダーク・シャドウ』もその流れに乗ったかのように見えるが、ジョニー・デップによれば、同作で自身が演じたバーナバス・コリンズこそが“ヴァンパイアの本家”なのであり、ロバート・パティンソンの美男ヴァンパイア、エドワード・カレンは吸血鬼としては邪道なのだという。
「映画界で人気のヴァンパイアがふたりいても良いだろう。ただし、本家は僕だよ! 僕は男らしい方のヴァンパイアだ」と英紙ザ・サンのインタビューで語っている。
また、ジョニー・デップはバーナバス・コリンズのキャラクターを創作する段階から、ロバート・パティンソンをはじめとする最近のイケメンのヴァンパイア流行に逆行するつもりだったことを明らかにし、「僕はそう信じているし、製作初期の段階でティムと話していたことでもあるんだけど、ヴァンパイアはヴァンパイアのように見えるべきだと思うんだよね。吸血鬼は下着のモデルみたいなルックスじゃいけないんだよ」とNME.comに語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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