『外事警察』で真木よう子が尾野真千子を“関西のおっさん”扱い!

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『外事警察』で真木よう子が尾野真千子を“関西のおっさん”扱い!

渡部篤郎主演のサスペンスドラマの映画化『外事警察 その男に騙されるな』の初日舞台挨拶が、6月2日に丸の内TOEI1で開催。渡部篤郎、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太監督が舞台挨拶に登壇した。折しも6月2日は“裏切りの日”、すなわち、織田信長が明智光秀に裏切られた本能寺の変が起こった日ということで、ゲストは裏切りトークに沸いた。

国際テロ捜査専門の精鋭部隊・外事警察こと警視庁公安部外事課。核テロの脅威を描く本作で、渡部が扮するのは、“公安の魔物”住本健司役だ。渡部は「大変な思いをして作ったので、こうして皆さんに見ていただいて満足してます」と、笑顔で挨拶。実際に、元外事警察の人に取材をしたという堀切園監督は、「緊張感がある密室で取材をしました。まるで、自分たちがスパイ映画の登場人物になったような形の取材でした」と語った。

仲が良いという真木と尾野だが、真木は「喧嘩ばかりでした」と苦笑い。それぞれの良いところを聞かれた尾野は、真木について「魅力的なところです」と言うと、真木は「関西のおっさんみたいなところ」と言い、会場は大爆笑。

その後、“裏切りの日”にちなんだ「この中で一番裏切りそうな人は?」というMCの質問に、全員が指差したのは、お約束の渡部篤郎。では「一番騙されやすそうな人は?」という質問では、尾野が3人から指を差された。真木はその理由について、「あまり言いたくないんですが、純粋なんです」と言うと、尾野は嬉しそうにうんうんとうなずく。渡部も「とっても純粋な方。これからもまれていくんでしょうけど、持ってる良さをそのまま持っていってほしい」と、温かい視線を送った。

秋に韓国での公開も決定した本作。キャンペーンに行くという渡部は、お茶目に「KARAに会います。ウソ、ウソ」と言った後で、「嬉しいです。韓国の俳優の方もスタッフの方も喜んでくれると思います」と語った。『外事警察 その男に騙されるな』は、渡部篤郎の渋みと凄みにうなる衝撃作だ。核テロのリアルな恐怖は、今や絵空事ではないだけに、ドキッとさせられるに違いない。【取材・文/山崎伸子】

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