9年ぶりのタッグ! 劇場版『NARUTO』の主題歌はアジカンの楽曲に!
岸本斉史の人気コミックをアニメ化した「NARUTO ナルト」の劇場版シリーズ第9弾『ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE』(7月28日公開)。本作の主題歌に、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)の歌う「それでは、また明日」が起用されたことがわかった。
本作は、岸本が自ら企画、ストーリー、キャラクターデザインを手がけたオリジナル作品。今回の主題歌起用は、原作者とアーティストたっての希望だという。アジカンは、2003年にデビュー間もなくして、「遥か彼方」が「NARUTO ナルト」のオープニングテーマに起用されており、それから9年、原作者が深く関わった本作で両者念願のコラボが叶うことになった。主題歌決定について、岸本は「今回の映画には企画から深く関わらせていただきました。そして主題歌を誰に歌っていただきたいかと考えた時に、アニメ初期にOP曲を担当していただき、疾走感あふれるサウンドがぴったりだったASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが浮かび、お願いできればと思いました。この映画はこの曲が入ることによって初めて完成したと思っています!」と自信を見せる。アジカンの後藤正文は、「『NARUTO』のお陰で、南米やヨーロッパ、アジアでも僕らの音楽を聴いてくれるファンが現在でもたくさんいます。今回は劇場版の主題歌に我々を選んでいただき、とても光栄です」と喜びのコメントを寄せた。「それでは、また明日」は7月25日(水)にリリースされる。
また、本作の劇場入場者特典には日本映画史上初なるスペシャルDVDがプレゼントされる。岸本自らが監修したMOTION COMIC「NARUTO」は、週刊少年ジャンプ編集部と岸本が話し合って発案したものだ。これまで、全体の構成や演出プランの話し合い、スタッフ選定、音楽の制作、本人の取材・撮影などで、1ヶ月を費やし、現在編集は最終段階となっている。本DVDには、原作の画をCG合成、「NARUTO ナルト」の世界を再構築したモーションコミックや、岸本が本作の構想や「NARUTO ナルト」の今後に対する熱い思いを語ったロングインタビュー、作画風景などを収録。パッケージの表紙は岸本の書き下ろしとなっている。その他、岸本のイラストによるミラクルバトルカードダス「NARUTO ナルト」スペシャルカードも一緒プレゼント。これらの劇場入場者特典は先着150万名にプレゼントされる。【Movie Walker】