乃南アサの小説をソン・ガンホ、イ・ナヨンで映画化した『凍える牙』が9月8日より日本公開!
1996年に直木賞を受賞し、シリーズ累計230万部を超える乃南アサの同名小説を韓国で映画化(『ハウリング』)した『凍える牙』が9月8日(土)より日本公開されることが決まった。監督・脚本は『マルチュク青春通り』(05)のユ・ハ、主演を『殺人の追憶』(04)、『復讐者に憐れみを』(05)のソン・ガンホと、『悲夢』(09)のイ・ナヨンが務める。
公開されたポスタービジュアルは、悲しさと怒りがひしひしと胸を打つ「孤独の欠片を拾い集め、声なき叫びを追え―。」のキャッチコピーと共に、主演のソン・ガンホ、イ・ナヨンの緊迫感が伝わってくる仕上がりになっている。また、物語の鍵を握るウルフドックの表情が、連続殺人事件の謎・闇をよりいっそう引き立たせている。
本国では初登場1位に輝いた本作。謎の人体発火事件、続くウルフドッグによる連続殺人というショッキングな展開から一転、その裏にある、時代に、社会に、そして家族から取り残された者たちの悲哀に焦点を当てたクライムサスペンスだ。男の身体が発火、炎上する事件が発生し、その遺体には獣の咬傷が残されていた。この捜査に、昇進を逃し続けてきた殺人課の刑事サンギルと新米女性刑事ウニョンが当たることに。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発する。手掛かりを追うごとに、哀しみの連鎖が謎に包まれた連続殺人事件の闇を深めていく。【Movie Walker】
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