クッキーが人を殺す!?何とも珍妙な殺人お菓子が登場

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クッキーが人を殺す!?何とも珍妙な殺人お菓子が登場

人の形をした生姜入りのクッキー、ジンジャーブレッドマン。日本ではあまりなじみがないものの、欧米では本来の食用としてはもちろん、クリスマスツリーの飾りつけなどにも使われたりするほどポピュラーだ。また、『シュレック』シリーズにも登場したことから、そのビジュアルを見れば「ああ、あれか」とわかる方も多いだろう。

そんな子供たちに人気のジンジャーブレッドマンが、何と人間を殺しまくるという驚愕のホラーが登場する。7月27日(金)にDVDが発売となる『ジンジャーデッドマン』だ。ストーリーを簡単に説明すると、パン屋を営むヒロインの元に、ある日、ジンジャーブレッドの粉が送られてくる。その粉でジンジャーブレッドを作ったところ、殺人モンスターが生まれてしまう!実はこの粉を送りつけたのが、かつてヒロインの父と兄を殺し、死刑になった男の母親で、そこには怨念が込められていたのだ。

この殺人モンスター、ジンジャーブレッドクッキーで小さいのだが、神出鬼没で、手に持ったナイフで人間たちを殺していく様がシュールだ。製作したのは、ホラー映画ファンには懐かしい『パペットマスター』シリーズで知られるフルムーンエンターテイメントで、本作は既にシリーズ3作が製作されている、知る人ぞ知る人気シリーズでもある。この『ジンジャーデッドマン』は2005年に製作され、海外ではDVD化されていたものの、日本では今回が初、待望のDVD化となる。

ホラー映画や怖いものが見たくなる季節。生姜だけにちょっとピリっとしたところのある本作を、“しょうが”ないか、とばかりに見てみるのはいかがだろうか。【トライワークス】

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