『アイアン・スカイ』がフィンランド映画祭2012のオープニングに!ティモ・ヴオレンソラ監督も来日
第二次世界大戦後、月に逃げ込んだナチス残党が地球を侵略しに帰って来るSFアクション『アイアン・スカイ』(9月28日公開)。9月15日(土)から9月21日(金)まで行われるフィンランド映画祭2012のオープニングを本作が飾ることが決まった。この上映が本作のジャパンプレミアとなり、ティモ・ヴオレンソラ監督も来日、ティーチインを行う予定だ。
フィンランド、ドイツ、オーストラリアの共同製作である本作は、世界中の映画ファンからカンパを募り、その総額が約100万ユーロ(約1億円)にも上り、ファンの熱意によって日本公開までこぎつけた。ベルリン映画祭2012では目玉作品として会場最大のスクリーンで上映され、あらゆる映画ファンから大喝采を浴びた。既に本作のプロデューサー、テロ・カウクウマと、ティモ・ヴオレンソラ監督から本作の続編と、前日談を描いた作品が製作されることも発表されている。ナチス軍の残党が月へ向かった1945年から地球侵略をする2018年までを描くということだが、キャストやスタッフ、ストーリーも詳しい内容は決まっていないということだ。新作も本作と同様に一部の資金は一般のファンからのカンパで製作する。
お台場シネマメディアージュで開催されるフィンランド映画祭2012では、『アイアン・スカイ』のほか、『サイレンス』『星の見える家で』『ラット・キング』『オールモスト 18』の4作品も上映される。【Movie Walker】
作品情報へ