次の試合で使いたい! ナルトがWBCチャンピオン井岡に必殺技を伝授

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次の試合で使いたい! ナルトがWBCチャンピオン井岡に必殺技を伝授

連載から13年経った今でも、多くのファンの心をとらえ続けている人気コミック「NARUTO ナルト」。そのアニメ化10周年を記念した劇場版最新作『ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE』(7月28日公開)の完成披露試写会が7月22日に行われ、主人公・うずまきナルトの声優を務める竹内順子、春野サクラ役の中村千絵、波風ミナト役の森川智之、うずまきクシナ役の篠原恵美、うちはサスケ役の杉山紀彰、伊達勇登監督らが舞台挨拶に登壇。さらに原作の大ファンでもあるWBA・WBC世界ミニマム級統一チャンピオンの井岡一翔も駆けつけ、作品の魅力を熱く語った。

本作は、原作者の岸本斉史が自ら企画、ストーリー、キャラクターデザインを手がけた渾身作。四代目火影・波風ミナトとその妻・クシナの犠牲により、壊滅の危機を免れた木ノ葉隠れの里。時は流れ、死んだはずの忍びの集団「暁」が巨大な魔獣・九尾の封印を解くため、再び里に攻め寄せてくる。ふたりの息子のナルトは何とか迎撃に成功するが、突如現れた仮面の男に瞳術をかけられ窮地に陥ってしまう。

そんな記念作が完成を迎えたことに対し、ナルト役の竹内は「これまで原作でも描かれなかったナルト誕生の秘密が明らかになって、演じていて楽しかったです」とコメント。また、ナルトのライバルであるサスケ役の杉山も「今回はこれまでとはイメージの違うチャラいサスケが演じられてすごく新鮮でした。でもやっぱり、普段の格好良いサスケの方がやりやすいですね」と話してくれた。

一方、本作の感想を聞かれた井岡は、「今回はナルトが異世界に迷い込んで、元の世界とは全然性格の違う仲間たちに戸惑うシーンがあるんですけど、そこで改めて仲間の大切さに気付く姿が良かったですね。それと、父親であるミナトのコートを着込んで戦いに向かう場面は、見ていてグッときました」とファンならではの視点で作品の魅力を話した。

さらに舞台挨拶の後半には、ナルトと井岡が互いの健闘をたたえ、それぞれの必殺技を教え合うイベントも実施。ナルトからオリジナル必殺技「螺旋丸パンチ」を伝授された井岡は「次の試合で早速使わせてもらいます」と話し、会場を大いに盛り上げた。

原作とは性格の違うキャラクターが続々登場したり、ミナト、クシナ、ナルトによる親子共闘シーンが描かれたりと、オリジナル要素満載で展開する『ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE』。鑑賞前にコミックを読み返しておけば、物語をより深く楽しむことができるはずだ。【六壁露伴/Movie Walker】

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