物体愛にあふれたスタッフが贈る『遊星からの物体X ファーストコンタクト』、その物体が初公開!
SFホラー『遊星からの物体X』(82)の前日譚となる『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(8月4日公開)は、今までの“物体”に新たな定義づけもされているというから楽しみだ。その“物体”を今回初公開。
奇妙な物音に振り返ったケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に迫る、先程まで人だったはずの“それ”。もはや原形をわずかに留めただけの状態で、とある“物体”がむき出しになっているのだ。
『遊星からの物体X』の魅力は、やはり人間がありえない形状に変形するオリジナリティあふれるクリーチャーの造形にある。1982年版で手がけたのはロブ・ボッティン。『キングコング』(76)、『ピラニア』(78)、『トータル・リコール』(90)、『ミミック』(98)などにおいて、特殊メイクを担当した巨匠だ。今作の『遊星からの物体X ファーストコンタクト』で特殊メイクとクリーチャーデザインを手がけたのはアレック・ギリスとトム・ウッドラフJr.のふたり。彼らは『エイリアン3』(92)、『スターシップ・トゥルーパーズ』(97)、『スパイダーマン』シリーズなど、巨匠ロブ・ボッティンに劣らない名作を手がけてきた。“物体愛”にあふれているこのふたりは、「ロブ・ボッティンの“体内に侵入してDNAを乗っ取る物体”というコンセプトは、僕たちの世代に大きなインパクトを与えた。この作品のタイトルには重圧も感じるけど、僕たちがクリーチャーを手がけられることは、まるで夢のようだよ!」と興奮気味に語っている。【Movie Walker】
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