旧表参道駅ホームに『プロメテウス』ミステリーステーションが登場

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旧表参道駅ホームに『プロメテウス』ミステリーステーションが登場

『エイリアン』(79)、『グラディエーター』(00)のリドリー・スコット監督が人類の起源を描き出した『プロメテウス』(8月24日公開、8月11日(土)から15日(水)までと18日(土)・19日(日)に先行上映あり)。

本作のプロモーションで、東京メトロ銀座線の旧表参道駅ホームに期間限定で本作特別使用のプラットホームが出現!表参道駅から渋谷駅までの区間で、車内にいる方のみが目撃できる謎のミステリーステーションが登場する。その名も『プロメテウス』ミステリー・ステーションだ。

今回のプロモーションは、本作の配給会社の発案で実現した、使用しなくなったホームを使用した広告という初の試み。今年5月、本作のフランス公開時に、パリのメトロ9号線のストラスブール=サン=ドニ駅からレピュブリック駅までの間に、『プロメテウス』駅を登場させ、大きな話題を呼んだ。このプロモーションを日本でも実現したいという日本の配給会社からの働きかけによって実現したわけだ。

企画の立ち上がりは約半年前まで遡る。日本で同様のことができる、使用しなくなった駅を探すところからスタートした。企画担当者は「まず、このような多数の利用者の目に触れる効果的なスペースが見つかるとは思っていなかったので、現在使用されていない旧表参道駅ホームにたどり着いた時には、最高の場所が見つかったと思いました」と振り返る。その後、関係各署との調整が済み、実現にGOサインが出たのが、実施開始日の約1ヶ月前、7月13日のことだった。通常、製作に3ヶ月かかる巨大オブジェを、開始に間に合わせるために3週間で完成させるべく、製作スタッフは急ピッチで取りかかった。そして、8月4日・5日の両日の終電後から始発までの限られた時間を利用して設置が行われ、8月6日始発時から、旧表参道駅ホームに総製作費2000万円の『プロメテウス』ミステリー・ステーションが登場したのだ。この『プロメテウス』ミステリー・ステーションは、8月6日から12日(日)まで実施されているので、是非とも銀座線を利用して、その目で確認してもらいたい。【Movie Walker】

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