クリステン・スチュワートの『スノーホワイト』続編続投が白紙に!

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クリステン・スチュワートの『スノーホワイト』続編続投が白紙に!

大ヒット作『スノーホワイト』(公開中)のルパート・サンダース監督との不倫騒動で、同作から主役のクリステン・スチュワートが降板するというニュースが流れたが、配給元のユニバーサルスタジオがこの噂を否定している。

ハリウッド・レポーター誌が独占で、「今回の事態を受け、スタジオ側はクリステン扮するスノーホワイトを主役にせず、オリジナルのタイトル『Snow White and the Huntsman』のhuntsmanを演じたクリス・ヘムズワースを主役にしたスピンオフ映画を製作することにしたようだ」と報じた。

これについて、ユニバーサルスタジオの広報は、「同作をフランチャイズにすることを前向きに検討しているところですが、内容は全く白紙の状態」であることを明らかにしており、ほとぼりが冷めるのを待っている状態と言えそうだ。

しかし、不倫騒動前は、クリステンが初の主役を演じた『スノーホワイト』の続編製作と、クリステン及びクリス、そしてルパート監督の続投が確実と言われていただけに、不倫騒動が同作の続編製作に大きな弊害をもたらしていることは間違いない。

『トワイライト』シリーズを卒業し、将来を有望視されていたクリステンはニック・カサヴェテス監督のアクションスリラー『Cali』(全米2013年公開予定)の降板を発表しており、今後のスケジュールは白紙だ。また、離婚の準備をしているとの噂もあるルパート監督の妻は、ルパート監督が続編に続投することを反対していることから、出世作の続編でメガホンを取る可能性も低そうだ。いずれにしても、ヒットメーカーとなったふたりが同作の続編で一緒に仕事をすることは考え難く、不倫の代償はあまりに大きかったと言えるだろう。

一方、傷心のあまり雲隠れしていたロバート・パティンソンは、ニューヨークで行われている新作『Cosmopolis』(日本2012年公開予定)のプロモーションのため、事件後初めて公の場に姿を現し、「私生活を売るつもりはない」ときっぱり言い放ち、クリステンへの恨み節も一切ないことから高感度がアップしているという。ヴェルナー・ヘルツォーク監督の新作『Queen of the Desert』(全米公開年未定)では、『アラビアのロレンス』(62)の主人公のモデルとして知られるT.E.ローレンスに扮し、ナオミ・ワッツと共演することも決定しており、クリステンとロブ、ふたりのキャリアの明暗がくっきり分かれている。【NY在住/JUNKO】

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