ノエル・ギャラガー、リアム閉会式出演の内情暴露!「俺が出るはずだった」

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ノエル・ギャラガー、リアム閉会式出演の内情暴露!「俺が出るはずだった」

元オアシスのノエル・ギャラガーは、弟リアムがロンドン五輪閉会式でオアシスの代表曲「Wonderwall」を歌ったことについて、痛烈な皮肉を飛ばして話題になったが、英国のFM放送局Xfmの「Breakfast Show」に出演し、「最初に主催者側から出演をオファーされたのは弟ではなく自分だった」と語っている。

「かなり前に、俺のところに出演依頼が来た。『他には誰が出るの?』と聞いたんだが、『それは言えません』みたいな感じで、秘密保持契約に署名させられる。イランの核開発プログラムか何かのようだ。何を心配していたんだ?民放が同じメンツを集めて閉会式の前夜にコンサートを放送するとでも思っていたのか?で、俺にアコースティックで、しかも口パクでやれと言う。俺はテレビ番組での口パクには文句は言わない。だが、8万人の観衆がいるスタジアムで口パクするぐらいなら、ライブでやる。だが、主催者側は『ビッグなコンサートですから』と言うんだ。こっちは『ふん、俺はこれで食ってるんだよ』という感じだった。で、俺には数日の休みしかないのに、曲を再録音しろとか、14日間のリハーサルとか言うから、テレビで閉会式を見た方がましだと思ったのさ。そんな時に、リアムのバンドが割って入ってきて、出演したというわけさ」と番組中で語ったと英紙メトロが伝えている。

しかし、ノエルは自分で作詞・作曲を手がけた楽曲を、そう簡単に閉会式で弟のバンドに演奏させるつもりはなかったようで、土壇場まで許可を出さず、主催者側をはらはらさせたらしい。「彼らは、曲を再録音して、俺に送ってきた。数日間は彼らといたちごっこをしてやったよ。閉会式の2日前の夜10時まで『イエス』と言わなかったから、彼らは本気でびびっていた」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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