『綱引いちゃった!』出演の井上真央、玉山鉄二らがロケ地・大分の凱旋イベントに登場!
全国大会出場を目指す女子綱引きチームの奮闘を描くコメディ『綱引いちゃった!』(11月23日公開)。9月30日、本作の完成を祝した大分凱旋プレミアイベントがロケ地となった大分市で行われ、井上真央、松坂慶子、玉山鉄二、渡辺直美ら10名のキャストが出席した。
1100年以上の歴史を誇る古社で、勝運、産業繁栄などのご利益がある春日神社で大ヒット祈願を実施。その後、映画のロケにも使われた大分市のメインアーケード、ガレリア竹町商店街で凱旋パレードを行った。商店街に広がる全長約70mのレッドカーペットを練り歩く井上らキャストを、沿道に集まった約1000人の観客が大歓声で迎え、キャストも声援に応え、撮影に協力してくれた地元の人々を見つけると、抱き合って再会を喜び合い、約1年ぶりの帰郷を懐かしんだ。
井上は「大分の“好きっちゃ”ところはご飯が美味しいところ!お酒もとり天も大好きな良い町でした」と大分の食の魅了されたようで、撮影を振り返って「この映画はコメディということで、(他のキャストの)皆さんが楽しそうに演じていたので、笑わないように気をつけて演じていました(笑)」と明かした。松坂は「撮影前に脚本を読んだ時は、綱引きのシーンは誰かが代わりにやってくれるものだと思っていたので、私が全部やることになるとは思ってもいなかったんですけど、綱引きの練習の後の温泉がとっても好きでした。もちろん、綱引きのシーンは全部私がやりましたよ!」とアピール。玉山が「この商店街のラーメン屋さんに週3回は通っていました」と話すと、観客からは「えーっ!」と驚きの声が上がった。その後も大分でロケをした際のエピソードに花が咲き、玉山は「ドンキホーテの近くの温泉にも行きましたけど、その近くで(渡辺)直美ちゃんがヤンキーに絡まれていました。あと、ナンパもされてました(笑)」と披露。凱旋パレードのみの参加となった渡辺は、「実は井上(真央)さんとはとても縁があって、私のテレビ初出演の時も、そして今回、映画初出演でも共演しているんです。すごい縁を感じます」と笑顔を見せた。この日は大分市長による出演者への大分市観光特使への就任式や、キャストと観客が一緒になって、この日のために製作された『綱引いちゃった!』ラッピングカーを綱引きするなど、大いに盛り上がった。
また、パレード終了後には、地元の小学生ら約400名を小学校体育館に招いて、本作の全国初の舞台挨拶&試写会も実施。会場に集まった地元の小学生からの出演者への質問コーナーでは、「大分の好きなところは?」という質問に、井上は「ご飯が美味しいところと、昨年の撮影の時にお世話になった市役所の方や、大分の皆さんがとても協力的で、大好きになりました」と、その魅力を答えた。「撮影で大変だったことは?」という質問に、玉山は「シイタケ農家の役だったのですが、僕はシイタケがあまり得意ではなくて、生シイタケを食べるシーンが大変でしたね。しかも無理して食べたのに、そのシーンがカットされていました(笑)」と苦笑い。それに対し、水田伸生監督が「(シイタケ農家の役なのに)美味しそうに食べなかったからカットしました(笑)」と微妙なフォローを返していた。【Movie Walker】