マライア・キャリーがニッキー・ミナージュに「銃で撃つ」と脅された!?
10月2日に、米オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員に選ばれたマライア・キャリーとニッキー・ミナージュ が、激しいバトルを繰り広げている様子がTMZ.COMによって伝えられ、翌日には各紙が「ディーバのバトル!」と同記事を大きく取り上げた。そして、さらにマライアが、ニッキーから「『拳銃を持っていたら、あんたを撃っていたわ』と脅された」と発言したことがテレビでオンエアされたため、大問題に発展してしまった。
事の発端は、ノースカロライナ州で行われた同番組出演のためのオーディションで撮影された短い映像だった。ニッキーが、Fワードを使ってマライアに、「あそこでお高くとまっている女には我慢ならない」などと叫んでいる姿が映し出されているが、マライアがミナージュに対して言い返している言葉は聞き取れていない。
そのため、ニッキーが一方的にマライアを罵倒しているように思われていたが、現場の目撃者の証言としてMouthtoears.comは、「最初にニッキーに罵声を浴びせたのはマライアでした。ずっと『メス犬』などと罵っていたため、撮影の中断を余儀なくされた」と報じた。
しかし、マライアが、政治家や著名人から絶大な信頼を得ているインタビュアーのバーバラ・ウォルターに連絡を取り、「ニッキーから、『もし拳銃を持っていたら、あんたを撃ってたわ』って言われたの」と話したことを、バーバラが米ABCテレビ「The View」で明らかにしてしまった。さらに、マライアの話として、「また何かが起こるとは思わないけれど、ニッキーは何をしでかすかわからないからね。もちろん謝罪はしてもらっていないし、『あなたのことは愛しているけれど、また喧嘩になるでしょうね』って言われたの。だから恐ろしくて、警備を強化したわ。何しろ、私にはふたりの子供たちがいるのだから」と語ったと、オンエアされてしまったから、さあ大変!
ニッキーは「拳銃の発言の映像も音声も残っていないから、何とでも言えるわよね。プロデューサーたちは信じないでしょうけれど。別にTMZやバーバラに文句を言うつもりはないけれど、私は黒人ラッパーだから、皆は私の拳銃発言を信じるでしょうね」
「私は沈黙を守るわ。あの人は、『サイモン・コーウェル(審査員の責任者)が、ニッキーが今までで最高の審判員だ』ってプロデューサーから言われて、さぞ傷つくことでしょうよ。可哀想に。そして嘘を言い続けるんだわ」とツイートで反撃している。
マライアはバーバラに、「こんなことがあっても、私はこの仕事が好きだから審判員を続けるつもりよ」と語ったと言うが、この状況ではふたりの陪審員存続は危うくなりそうだ。【NY在住/JUNKO】