「宇宙刑事ギャバン」が週刊WEB漫画に!藤沢とおるが脚本・演出、太田正樹が作画を担当

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「宇宙刑事ギャバン」が週刊WEB漫画に!藤沢とおるが脚本・演出、太田正樹が作画を担当

メタルヒーローシリーズの元祖となった「宇宙刑事ギャバン」を映画化した『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(10月20日公開)。本作の公開に先駆けて開設された特設サイト「宇宙刑事ギャバン THE COMIC」で、WEB漫画「宇宙刑事ギャバン 黒き英雄」が公開されることになった。

「宇宙刑事ギャバン 黒き英雄」は、特撮ファンとしても知られる「GTO」の藤沢とおるが脚本と演出、「サイレント・ブラッド」の太田正樹が作画を担当する東映公式コミカライズ。ストーリーは本作でも脚本を手掛ける小林雄次の書き下ろしで、本格週刊WEB連載となっている。

宇宙刑事ギャバンがマクーの脅威から地球を救ってから4年。宇宙各地で次々と宇宙刑事たちが殺害されるという奇怪な事件が発生、犯人は宇宙刑事ギャバンなのか!?事件の真相に女宇宙刑事・ミネルバとミミーが迫る。

以前から、「平成仮面ライダー」などに関わりたいという思いがあったという藤沢。「宇宙刑事ギャバン」について、「メタルヒ-ローの元祖ですからね。メッキを使ったあのボディは本当に斬新でした。『蒸着!』というのも新しかったですね」と、その印象を語る。構成・演出として、「宇宙刑事ギャバン」を描くに当たり、「有名な作品なんで、コミカライズ化にはプレッシャーでいっぱいでしたが、いざ書き始めてみると、その設定や世界観の広がりに色々な可能性がある作品だと改めて感じました。この作品が、そんな一つの可能性になれば。そう思って作ってます」と意気込みを見せる。

今回の参加経緯について、作画担当の太田は「話作りに煮詰まっていた時、ギャバンのコミカライズの話をいただきました。ギャバンはカラオケではよく歌っていましたが、物語はあまり覚えていませんでした。そんな私がギャバンを描いても良いのだろうかと思い、返事を一日待ってもらい、急いでDVDをレンタルしてきました。『あっ これだ!』。昔、自分はこれを描きたくて漫画を描き始めたことを思い出しました。格好良いコンバットスーツのようなものを身にまとい、悪と戦うヒーローをたくさん描いていたじゃないか。次の日、担当様に是非やらせてくださいと言いました」と明かした。「宇宙刑事ギャバン」の魅力を「格好良い!銀ピカ!一条寺烈が素敵!ギャバンの作画に時間がかかる!!」と語り、作画担当として「宇宙刑事ギャバン」を描くに当たり、「今回は、藤沢先生がネームを描いてくださっているので、私は作画のみ集中すれば良いわけです。ギャバンの熱狂的ファンの皆さんにも満足していただけるよう、格好良いギャバンを描くことに全力を注いでいます」と気合を見せる。

WEB漫画「宇宙刑事ギャバン 黒き英雄」は、10月17日(水)より特設サイト「宇宙刑事ギャバン THE COMIC」で公開、毎週水曜日に更新される。【Movie Walker】

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