関ジャニ∞安田章大が単独映画初主演!麻生久美子と青春ラブコメに挑戦

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関ジャニ∞安田章大が単独映画初主演!麻生久美子と青春ラブコメに挑戦

麻生久美子、関ジャニ∞の安田章大が映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』で共演することがわかった。安田はこれまで関ジャニ∞全員での映画主演(『エイトレンジャー』)はあったものの、単独で主演を務めるのは本作が初めてとなり、また麻生は本作が産後復帰作となる。夢を捨て切れない男女の葛藤や挫折、恋愛模様をユーモアとペーソスたっぷりに描く青春ラブコメディーに挑戦する。

麻生は、「私、こんなに頑張ってる!」が口癖だが、一向に芽の出ない「ばしゃ馬さん」こと馬淵みち代を、安田は「オレ、本気出したらエグイで」が口癖だが、何もやったことのない「ビッグマウス」こと天童義美を演じる。根拠のないビッグマウスを吐きまくる天童のことを毛嫌いするみち代。だが、あろうことか、天童はそんなみち代にに恋をしてしまう。みち代の誕生日に、ギターでオリジナルのバースデイソングを贈る天童だったが、ドン引きされて、よりいっそう嫌われてしまうのだった。そんな天童だが、みち代に認められたい一心で、遂に一念発起してペンを執る。それは、虚勢を張らずに本当の自分と向き合うことでもあった。少しばかり成長する天童。やがて、会う度に反発し合っていたふたりの距離が徐々に縮まっていく。

監督を務めるのは、『純喫茶磯辺』(08)や『さんかく』(10)などを手がけた吉田恵輔。麻生とは『純喫茶磯辺』以来のタッグとなり、監督は「麻生と一緒に仕事をして、彼女の魅力をもっと見たい。引き出したいという思いが強く残ったので、彼女を主役に置くことを想定して当て書きをした。麻生の人間臭さを最大限引っ張り出し、弱い部分や情けない部分を隠すことなく、役に投影してもらいたい」と語っている。「バラエティ番組ではお馬鹿キャラっぽく見えるが、笑顔が子供のように純粋」と安田の印象を語る吉田監督は、「天童というキャラ二面性をうまく表現できるのは、安田のようなヤンチャに見えつつも、母性を感じさせるような人しかいないと思った。彼にはプライドの高さからくる、根拠のない自信をうまく演じてもらい、『こういう奴いるいる』と言わせてもらいたい」と期待を寄せる。

自身の役柄について、麻生は「今回の役は、とても情けなく人間臭いということで、どこまで自分をさらけ出せるのかと不安もありますが、全力で監督にしがみついていけたらと思っています。安田さんとのお仕事は初めてですが、ふたりでかみ合わない雰囲気を作っていけたらと楽しみにしています!」と語った。

単独初主演という大役に、安田は「僕はもちろんのこと、両親も大喜びしました。これを機にグループの名前をまた知っていただけるチャンスなので頑張ります!麻生久美子さんとご一緒させていただけることも、僕にとって大きな経験になり、芝居の勉強になると思うので、たくさん吸収しつつ、麻生さんの足を引っ張らないように(笑)、そして役名が天童義美(よしみ)という名前で、関西出身の僕からするとなじみ深い名前なので、天童さんの名を汚さぬよう、全身全霊努めたいと思います」と意気込んだ。

本作は11月8日(木)よりクランクイン、年内で撮影を行い、2013年2月に完成、2013年秋公開を予定している。【Movie Walker】

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