出産したアデルがネットで誹謗中傷のターゲットに

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出産したアデルがネットで誹謗中傷のターゲットに

10月19日に男児を出産していたことが明らかになり、幸福いっぱいのはずのアデルが、ネットで誹謗中傷の被害に遭っていると英紙デイリー・メイルが伝えている。

アデルと生まれたばかりの赤ん坊に対する中傷は、アデル出産のニュースが第一報で伝えられた数分後からツイートされ始めたそうで、特にひどい内容のものには、「アデルが赤ん坊を産んだ。太っていて、障害を持っているのかな。さっさと殺せ」「英国に行って、彼女に会い、殺してやる。赤ん坊も殺す」などの投稿があるという。また、多くのツイッターユーザーが、「アデルは、産後の鬱にかかれば、歌にするネタができる」「太っているから妊娠していると気付かなかった」という内容のツイートを投稿しているという。

最近は、アデル以外のセレブリティもこうした中傷にあっており、一種の社会問題になっている。ロンドン五輪の高跳び込みで銅メダルを獲得したトム・デイリーも、ツイッターで父親の死に関連した中傷を受けており、歌手のゲイリー・バーロウの妻が子供を死産した時にも、ネット上に心ないジョークや中傷のツイートが現われた。そうした極端にひどい中傷を一定期間投稿し続けるユーザーは、短時間で爆発的にフォロワー数を伸ばすことを目的にしているそうで、目立ちたいがためにセレブリティへの過激な中傷をツイートするユーザーもいると同紙は指摘している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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