ナミのおっぱいに興味津々!?篠原涼子が劇場版ONE PIECEより気になることって?
コミックの累計発行部数が2億7000万部を超える大ヒット作「ONE PIECE」。その最新作にして、3年ぶりの劇場公開作となる『ONE PIECE FILM Z』(12月15日公開)のプレミアム試写会が11月7日(木)、お台場シネマメディアージュで開催。田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョーといった声優陣に加え、ゲスト声優の篠原涼子と香川照之、脚本家の鈴木おさむ、長峯達也監督が登壇した。
本作はテレビアニメで放映中の“魚人島編”とコミックスで展開中の“パンクハザード編”の間に起こった物語。NEO海軍と名乗る組織と麦わらの一味の激闘を、頂上決戦後の海軍の動向も織り交ぜつつ描いた見応え十分な娯楽大作だ。
本作の見どころを聞かれたルフィ役の田中は、「何といってもルフィと伝説の元海軍大将ゼットの、ガチンコの喧嘩シーンですね。お互いの信念をかけてぶつかり合う姿は、胸が熱くなること間違いなしです!」と熱く語ってくれた。また、ロビン役の山口は「男の生き様が感じられる映画に仕上がっています。とにかくゼットが渋くて格好良い!それと、劇中には男性キャラクターのセクシーシーンが続々と登場するので、そちらもお楽しみに!」と話した。
劇中でNEO海軍の女性幹部アインを演じた篠原は、「アインと私は性格的に似ているところがあるんです。でも、それをそのまま演じても面白くないので、あえて普段とは違うお芝居をして、私だと悟られないように気をつけました」と、役作りの裏話を聞かせてくれた。また「実は今朝、息子と一緒にひと足早く映画を拝見したのですが、すごい迫力でしたね。でも息子はまだ4歳なのにナミちゃんのおっぱいに興味津々で(笑)。親としては、そっちの方が気になってしまいました」と話し、会場を沸かせた。
同じくNEO海軍の幹部で、忍者風ファッションが特徴的なビンズを演じた香川は、「僕は周りに勧められて、この夏から原作コミックを読み始めたばかりなんですけど、一気にはまってしまって。今ではコミックを読んだら、その後にDVDで同じシーンを見て、セリフのイントネーションを聴き比べるくらい夢中になっています。うちの息子はゾロの大ファンで、毎日、刀をくわえて遊んでいますよ」と、熱烈なファンぶりをアピール!
役作りについて聞かれると、「麦わらの一味に負けないよう、ひときわ大きな声で濁音多めにしゃべりました。結構自信があったんですけど、完成版を見たら、ほとんど爆発音でかき消されていました(笑)」と話し、客席は爆笑に包まれた。
原作コミック未読の人はもちろん、既に読んだ方も頂上決戦編の辺りから読み返しておけば、『ONE PIECE FILM Z』の物語をより深く楽しむことができるのでお勧めだ。【六壁露伴/Movie Walker】