アンジェリーナ・ジョリー、英外交官とタッグで紛争地域のレイプや暴力一掃に尽力
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めるアンジェリーナ・ジョリーとウィリアム・へイグ英外務大臣がタッグを組み、紛争地域のレイプや暴力を一掃する取り組みを強化することがわかった。
かねてよりアンジェリーナは、紛争地域の難民キャンプを訪れ、女性や子供たちの人権などを守ることに尽力してきた他、初監督作『イン・ザ・ランド・オブ・ブラッド・アンド・ハニー』(日本2013年春公開予定)は、女性へのレイプや暴力問題を真摯に取り上げてきた。
一方のウィリアム外務大臣は、今年5月に紛争地における女性へのレイプや性的暴力を撲滅するために、イギリスの精鋭部隊を現地に送り込むことを宣言していたが、先日「我々は犠牲者やその家族たちを助けるために、70人の特別精鋭警官隊、弁護士、精神科医、医師、法廷専門家を送り込む準備が整っています」と宣言した。
ウィリアム外務大臣と会談したアンジェリーナは、「大臣の決断をとても喜んでいます。レイプや性的暴力が、本人や家族、さらに相手の民族を意図的に傷つけるために、紛争の駆け引きに利用されていることはあってはならないことです。私たちは犠牲者たちの正義ために一緒に闘っていかなければなりません」と語った。【NY在住/JUNKO】
作品情報へ