ヒュー・ジャックマン、大ブレイクしたのはラッセル・クロウのおかげ!
『X-メン』シリーズでウルヴァリン役を演じ、大ブレイクしたヒュー・ジャックマンだが、この役は同郷人のラッセル・クロウからオファーされたものらしい。
『X-メン』(00)のブライアン・シンガー監督は最初、ラッセルにウルヴァリン役をオファーしたそうだが、「ラッセルが、『グラディエーター』(00)をやったばかりだから、僕がやるべきじゃないと思う。ジャックマンを選ぶべきだって言ってくれたんだ」とヒューが、オーストラリアのラジオ番組トリプルM104.9FMで語っている。
『レ・ミゼラブル』(全米12月25日、日本12月21日公開)で共演しているふたりはプライベートでは良い友達だそうで、「ラッセルはとにかく素晴らしいんだ。どんな状況でもそれを乗り越えて、自信を持って演技できる俳優だから、いつでも安心して見ていることができる。俳優としても尊敬しているし、見習うことがたくさんある」と、恩人ラッセルの演技を絶賛している。
既にブロードウェイ・ミュージカルなどで歌唱力を披露しているヒューの演技は、第85回アカデミー作品賞のノミネートが確実視されている『レ・ミゼラブル』の監督で、アカデミー賞を総なめにした『英国王のスピーチ』(10)のトム・フーパー監督を唸らせたと言われているが、アカデミー俳優のラッセルがどのような演技を見せているのかにも話題が集まっている。【NY在住/JUNKO】
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