ニコールとヒュー、身長が同じだからキスしやすい!
ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン共演、バズ・ラーマン監督というオーストラリア・チームによる情熱的な愛と冒険のドラマ『オーストラリア』(2/28公開)のジャパン・プレミアで3人が揃って来日。レッドカーペットを歩いた後、舞台挨拶を行った。
ニコールは黒のミニスカートのドレス、ヒュー・ジャックマンはバーバリーの服にフェラガモのシューズ、バズ・ラーマン監督は、全身プラダで登場! また、ニコールの主演映画『奥様は魔女』(05)の日本版リメイク・ドラマで主演をした米倉涼子も、フェラガモのサテンのロングドレスをまとい、彼らを出迎えた。
最初にニコールが「日本に戻ってこられてとてもうれしいです。ありがとうございました」とまぶしい笑顔で挨拶すると、続いてのヒューはなんと日本語でスピーチ。「コンバンハ、ヒュー・ジャックマン、デス。外ハ寒イデスガ、オーストラリアハ、暑イデス! 楽シンデクダサイ! アリガト!」途中、後ろを向いてカンペを見たりする様も愛嬌たっぷりで、会場から拍手が鳴る。
監督のバズ・ラーマンは、真摯な表情でこう語った。「前回来日したの2001年、9.11の年でした。その時、日本の人たちがあたたかかったのがうれしかったです」
ニコールとの初共演について聞かれたヒュー。「素晴らしかったです。役者としても人間としても素晴らしい! キスシーンも身長が同じなのでよかったです」と言いながら、ヒューがニコールの頬に軽くキス。長身で絵になるふたりのキスを見た観客から思わず黄色い歓声が上がる。
米倉涼子もふたりに会った感想を聞かれ、ニコールについては「とても背の高い方で驚きました。この映画では砂漠のロケなのでキツかったと思いますが、お肌が綺麗でした」と語り、ヒューについても「胸板が厚くて驚きました! 映画の中でも乗馬シーンなどぜんぜんスタントなどを使ってなくてさすがだなと思いました」と、ふたりの魅力を称えた。
スターのオーラ全開、ハリウッド切っての魅惑的スターの共演作として注目度大の『オーストラリア』。ヒューとニコールの美しく熱烈なキスシーンには大いに注目して。【MovieWalker/山崎伸子】