テレビ放映後に映画化が確実!?テレビアニメ枠「日5」に注目
「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」「機動戦士ガンダム00」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」「戦国BASARA弐」など、映画化もされたテレビアニメに、ある共通点が存在する。それは、いずれもTBS系列各局の日曜午後5時枠、通称「日5」で放映されていたことだ。どのタイトルも大ヒットを記録しているのだが、驚くのはほぼ全ての作品が放映終了後に映画化もされているという点。12月28日(金)には『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』、2013年2月9日(土)には『スタードライバー THE MOVIE』の公開がそれぞれ控えている。
前身となる土曜夕方6時のアニメ枠「土6」と同じく、2008年4月に「日5」枠へ移動となったMBS毎日放送制作によるアニメは「機動戦士ガンダムSEED」や「マクロスF」「魔法少女まどか☆マギカ」など、今なお爆発的人気を誇る作品のプロデューサー陣が手がけたもの。彼らの「時代の空気を敏感に読み取り、的確な企画を立ち上げる能力」や「ヒット作を生み出すパワーを持ったスタッフ&キャスト陣を集めることができる情熱」によって、多くの名作アニメが世に送り出された。
なかでも「日5」アニメはオリジナルアニメ、原作コミックの映像化のいずれの場合でも、魅力的な少年たちの友情と葛藤をドラマティックに描く作品が多く、彼らの関係性に様々な妄想を膨らませる女性ファンから常に熱い視線を送られている枠とも言えよう。
9月に大団円を迎えた「機動戦士ガンダムAGE」に続き、現在は冒険ファンタジー「マギ」が絶賛放映中の「日5」。この2タイトルの劇場版アニメ化が鍵となる“映画化100%枠”の行く末を見守ってほしい。【トライワークス】
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