アンジェリーナ・ジョリーが、ジェニファー・ローレンスを毛嫌いする理由とは?

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アンジェリーナ・ジョリーが、ジェニファー・ローレンスを毛嫌いする理由とは?

アンジェリーナ・ジョリーが、現在22歳のジェニファー・ローレンスを毛嫌いしているらしいが、どうやらその理由が、アンジェリーナが喉から手が出るほどやりたかった役柄をジェニファーに取られてしまったから、ということらしい。

20歳で『ウィンターズ・ボーン』(10)で第83回アカデミー主演女優賞にノミネートされ、スターダムにのし上がったジェニファーは、『ハンガー・ゲーム』(12)でヒロインのカットニスを演じたほか、小説「The Silver Linings Playbook」をもとにデヴィッド・O・ラッセル監督が脚本も手がけた『世界にひとつのプレイブック』(日本2013年2月22日公開)でティファニー役を演じ、第70回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞にノミネートされ、第85回アカデミー賞ノミネートも確実視されている。

「アンジェリーナは、ティファニー役をどうしてもやりたかったんです。脚本も素晴らしく、ティファニー役には、他にもたくさんの大女優たちが売り込みをしていたようですが、アンジェリーナはこの役を手に入れるため、相当な売り込みを行ったんです」。

「ティファニーは若い未亡人ですが、デヴィッド監督は当初、『ジェニファーは、ティファニーを演じるには若すぎる』と言っていたので、それを聞いたアンジェリーナは、自分がこの役をもらえると信じていたようです。ところが、スカイプインタビューで、監督はすっかりジェニファーを気に入ってしまい、即決でジェニファーがこの役を手に入れてしまったので、アンジェリーナは『何で私じゃなくて、彼女なの!』と憤慨していました」と、アンジェリーナに近い関係者がナショナル・エンクワイラー誌に語っている。

「まさにハリウッドの掟で、単純に言えば若さがものをいったんです。アンジェリーナは歳を取ってきたので、良い役は若手女優に回ってしまうんです。さらに、ジェニファーはこの役で第70回ゴールデングローブ賞と全米俳優組合賞の主演女優賞にノミネートされたので、『これは私が演じるべき役だったのよ。私がやっていたら賞を取れたのに』と、怒り心頭なのだそうだ。

ハリウッドでは役の取り合いは日常茶飯事だが、ジェームズ・キャメロン監督に『タイタニック』(97)のジャック役を断られたクリスチャン・ベールが、その後もジャックを演じたレオナルド・ディカプリオに演じたい役を奪われることが多かったことから、今でもレオに恨みを持っていると専らの噂だ。

ティファニーの相手役パットを演じ、同じく第70回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞などにノミネートされているブラッドリー・クーパーの相手役としては、同じ年のアンジェリーナは少々年を取りすぎているかもしれないが、今後もアンジェリーナの恨み節は続くのだろうか。【NY在住/JUNKO】

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