フォーブス誌発表!2012年度ハリウッドで最も興収を稼いだ俳優トップ10
米経済誌フォーブスが、毎年恒例の2012年度ハリウッドで最も興行収入を稼いだ俳優トップ10を発表!
『アバター』(09)、『タイタニック』(97)に続き、15億ドル(1267億円)を稼ぎ出して全世界歴代興行成績3位となった『アベンジャーズ』(12)でアイアンマンに扮した、実質の主役であるロバート・ダウニー・Jr.が、見事首位に立った。
2位は『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(12月28日公開)と『スノーホワイト』(12)で12億ドル(1010億円)の興行成績を残したクリステン・スチュワート、3位はシリーズ最終章『ダークナイト ライジング』(12)で10億ドル(845億円)を稼いだバットマンのクリスチャン・ベール、4位はシリーズのみならずイギリスで最高益を上げた、50周年記念となるシリーズ23弾『007 スカイフォール』(公開中)でボンド役を務めているダニエル・クレイグで、9億5100万ドル(803億円)を稼ぎ出し、現在も全世界で大ヒット中だ。
5位と6位は、共に『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』のロバート・パティンソンとテイラー・ロートナーで、それぞれ7億9300万ドル(670億円)、7億7900万ドル(658億円)だった。このふたりがクリステンに大きく差をあけられたのは、クリステンには『トワイライト』シリーズ以外に、既に続編の主演も決まっている『スノーホワイト』という冠作品があったが、ふたりは他の主演作で大ヒット作に恵まれなかったのが要因のようだ。
7位はシリーズ刷新でヒットが懸念されたが、7億5200ドル(635億円)を稼ぐ大ヒットとなった『アメイジング・スパイダーマン』(12)の主役を務めたアンドリュー・ガーフィールド、8位は7億4800万ドル(632億円)を稼いだ『ハンガーゲーム』(12)で主役のヒロインを演じたジェニファー・ローレンスだった。
ジェニファーは、既に同作の続編の続投も決まっているほか、『世界にひとつのプレイブック』(日本2013年2月22日公開)では第70回ゴールデングローブ賞にノミネートされており、22歳の若さで実力派かつ数字も稼げる女優として最も注目を集めている。
9位は『メン・イン・ブラック3』(12)のウィル・スミス。北米の興行成績はシリーズ最低だったが、全世界では6億2400万ドル(527億円)のヒットとなり、ベスト10圏内に食い込んだ。
フランチャイズ化されたブロックバスター映画の主役がランク入りする中で、最もサプライズとなったのは、10位にランクインしたマーク・ウォールバーグ。『テッド』(日本2013年1月13日公開)が予想外のヒットで5億200万ドルを稼いだ他、他の主演作『Contraband』も9600万ドルのスマッシュヒットとなったことから、5億9800万ドル(505億円)で、見事10位に入った。
ちなみに昨年1位は、シリーズ最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)のダニエル・ラドクリフだったが、2012年のベスト10圏内で、2011年に引き続いてランク入りを果たしているのは、クリステン(昨年6位)とロバート・パティンソン(昨年4位)のみ。『トワイライト』シリーズが終了したふたりが、2013年もランク入りを果たせるのか。【NY在住/JUNKO】