トム・クルーズ、ガンの恐怖におののく
今年7月の50歳の誕生日直前に、ケイティ・ホームズに突然離婚を申請されたトム・クルーズの激やせぶりは尋常ではなく、離婚のショックと共にガン説が浮上したほどだ。
実際のところは心労による激やせだと思われていたが、実際にトム自身もガンの恐怖と闘っているようだ。
というのも、トムが幼少の頃に離婚して疎遠になっている父親が、1984年に49歳の若さで直腸ガンに倒れているからだそうで、アンドリュー・モートン著作のトムの非公認伝記本によれば、「トムは、父親と同じようにガンに犯されるのではないかという恐怖と闘っています。父親が亡くなった5年後、まだ27歳の若さで検診を始めており、毎月2回は何らかの形で健康診断をしているようです。トムは母親と住んでいるため、1974年に離婚した父親とはそれ以来、疎遠でしたが、死期が近い病床を訪れたトムの記憶は鮮明なようで、『痛々しく孤独な父親を見たトムは、同じようになりたくない』と思うあまり、ちょっとした体調の変化にも敏感になっている」のだという。
それを裏付けるように、運命の49歳にトムがガンのスペシャリストを尋ね、これまでにないほどの大がかりなガン検診を行ったことを、正式ドキュメントと共にナショナル・エンクワイラー紙が掲載している。
同紙に医師が語った話では、「直腸または大腸系のガンは遺伝的要素も高く、家族に患者がいる場合、2親等までの血縁家族が同種のガンにかかる確率は、そうでない人と比べて20%ほど高くなります。さらに50歳以上になると、その確率はもっと高くなります。また、親が同種のガンを患った場合、子供がかかる確率は、そうでない親の子供に比べて、2、3倍高くなります。早期発見であれば助かるケースも多いですが、発見が遅れて進行してしまった場合、既に他に転移しているケースでは余命一年以内となるケースが多い」のだそうだ。
「そのためトムは、とにかく脂肪分の多い食事はしないようにしており、医師の指示に従って、食べたものを洗い流すために、大量のミネラルウォーターを飲んでいます。最近では、何かちょっとでも気になることがあれば、2週間に一回病院に通っていたこともあるようです。50歳になったトムは、49歳で父親と同じ運命をたどることはなくなったが、50歳以上になると発症率が高くなるため、ずっとガンの恐怖に怯え続けることになります。『トムが激やせしたのは離婚のショックで食事などに気を配らなくなったからだ』と報じられていましたが、実際にはわかりません。トムは血のつながった娘スリのこともとても気にしているようだ」と、関係者が語っている。【NY在住/JUNKO】