ビヨンセ「成功の報酬は、誰にも負けない私の努力の賜物」
若くしてトップシンガーとしての成功を収めたビヨンセは、今でも自分の成功に戸惑いを感じることがあるという。
敏腕プロデューサーのジェイ・Zと結婚し、2012年に30歳で娘ブルー・アイビーを授かったビヨンセは、2005年にデスティニーズ・チャイルドを解散してソロ活動を始めてから、トップアーティストに成長し、傍目から見れば何一つ不自由のない順風満帆な生活を送っている。
「子供の頃から、ずっと走り続けてきたの。ゴールに向かってひたすら働いてきたわ。そして30歳になった時、富も幸せも全てを手に入れたの。でも時々、不安になるのよ」。
「そんな時は、少なくとも音楽業界においては、私が知っている誰よりも、ひたすら成功のために努力してきたじゃない。そのためにたくさんの犠牲も払ったわ。仕事しかなかったんだから、私はこの幸せや富を受けるに値する人間だって、いつも自分に言い聞かせているわ。私は仕事を愛しているし、子供を産むまでは、仕事が私の全てだったから」とGQ誌のインタビューで語っている。
ビヨンセは出産することで、より仕事を愛し、また仕事以外の子供やジェイ・Zとの時間がより愛おしく思えるようになったというが、「私はパワフルな人間なの。そう自分に言い聞かせて消化することで、よりパワフルになれるの」だそうで、大スターであるがゆえに、幸せすぎる自分を納得させるべく日々を過ごしてるところが何とも人間味にあふれている。【NY在住/JUNKO】
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