向井理、映画『ドラえもん』にアクションスター・向井おさるとしてゲスト出演!

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向井理、映画『ドラえもん』にアクションスター・向井おさるとしてゲスト出演!

ドラえもんの首につけられた鈴と、四次元ポケットから取り出すひみつ道具の謎を巡る『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』(3月9日公開)に、向井理がゲスト出演することがわかった。向井は、本人の未来の子孫であり、アクションスターという設定。華麗な身のこなしとコミカルなセリフが特徴的な、向井おさるとして出演する。これまでテレビ番組のナレーションやナビゲーターなど、声の仕事はあったものの、声優は今回が初挑戦となる。

映画『ドラえもん』には、2011年に福山雅秋として福山雅治が、2012年に甘栗旬として小栗旬がカメオ出演している。向井おさるは22世紀申年生まれの、子供の頃は何の取り柄もない少年だった。「僕は何をやっても駄目なんだ」と思っていたおさるだが、ある日、押し入れにしまってあった古い映画のDVDを見て、自分の先祖(4代前の先祖・ひいおじいちゃんが向井理)が俳優であることを知る。自信が芽生えたおさるは、以来、芝居の世界を志す。役者への道は厳しかったが、おさるは努力を重ね、やがてアクションの世界で認められるようになり、デビュー。芸名は「サルのような華麗な身のこなし」から、向井おさると名付けられた。この道を志すきっかけを与えてくれた曾祖父と一字違いの名に、おさるは喜び、「俺はひいおじいちゃんを超えるスターになる!」と、大きな夢を持っている。

決めセリフは「見ざる、聞かざる、向井おさる!」、好きな音楽はサルサ、座右の銘は「おサルも木から落ちる」、苦手なものはサルスベリ、愛読書は「西遊記」だ。現在の仕事は、刑事ドラマ「サルカニ刑事」に主役として出演、ハリウッドからアクション大作『暴走!おさるのかごや』のオファーもある人気者だという。

向井は今回の出演について、「小さい頃から見てきた作品だったので、自慢になると思いました(笑)。まさか自分が出られるとも思っていなくて、ずっと見る側だったので、嬉しかったです」と喜ぶ。「ドラえもん」シリーズの好きなキャラクターはジャイアンだといい、「自分が大人になって改めて考えてみると、可愛く見える存在です。愛されキャラだと思っています」。「ドラえもん」の魅力については、「夢がある、ということだと思います。小さい頃はひみつ道具を見たり想像するだけで、わくわくしましたし、映画になると、長いストーリーの中にドラマ性も含まれるので、小さい頃に見に行って感動したのを覚えています。そして単に夢だけでなく、人の気持ちを揺さぶる作品になっていることが魅力だと思います」と語っている。

アフレコ収録は1月下旬、都内のアフレコスタジオで終了。アフレコを終えた向井は、「難しかったです。周りの方から聞いてはいたんですが、身を持って体感しました。普段のお芝居だと自分の体や表情で表現ができるんですが、声だけでどのような絵になるのかわからないまま演じるのは難しいですね」と、相当に苦労したようだ。

また、向井おさるは、3月1日(金)19時から放送のテレビアニメ「ドラえもん」の「最強!ころばし屋Z」の回に登場し、22世紀で撮影中のドラマ「サルカニ刑事(デカ)」内で華麗な(!?)アクションも披露する。【Movie Walker】

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