グラミー賞、アンジーの右脚ならぬジェニファーの右脚とケイティの胸の谷間はルール違反!?

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グラミー賞、アンジーの右脚ならぬジェニファーの右脚とケイティの胸の谷間はルール違反!?

現地時間2月10日にロサンゼルスで行われた第55回グラミー賞では、事前に異例の措置として米テレビCBSより、「女性の胸やお尻を十分にカバーすること」との通達があったと言われている。そのためか、例年に比べると総じてシンプルで、クラッシックなロングドレスや黒のファッションが目を引いた。しかし、その解釈の仕方は人それぞれで、特にジェニファー・ロペスとケイティ・ペリーのファッションが大きな話題を呼んでいる。

映画界のレッドカーペットでも常に話題に事欠かないジェニファーは、2012年の第84回アカデミー賞では、ザック・ポーゼンのドレスの乳首ギリギリ露出騒動で大きな話題となったが、同賞でアトリエ ベルサーチの大きくスリットの入ったドレスから右脚を思いっきり出して話題となったアンジェリーナ・ジョリーを彷彿させる黒のアンソニー・バカレロのドレスでレッドカーペットを歩いた。

左肩と“アンジーの右脚”ならぬ“ジェニファーの右脚”が太腿から大きく露出するデザインのドレスを着ていたジェニファーに、司会者のライアン・シークレスが、「CBSからのメモを読んだ?」と問われると、「もちろん読んだわ。胸やお尻を出しちゃいけなんでしょ。脚を出しちゃいけないとは書いてなかったわよね」と一蹴。さらにプレゼンターとして登壇した際にも、2000年のグラミー賞でジェニファーが着ていた緑色のベルサーチの衣装の写真(胸が大きく半分露出し、おへそまで見えるVカットに足が全体透けて見えるシースルーのドレス)がブラウン管に映し出され、「今年は大人しいものでしょ」と笑い飛ばし、意図的とも思える露出ファッションで、正当性をアピールすると共に今回も大きな話題を振りまいた。

一方、ペパーミント色のグッチの大きく胸元が開いたドレスで登場したケイティ・ペリーは、E!オンラインのインタビューで、「1970年代のプリシア・プレスリー(エルヴィス・プレスリーの妻)の影響を受けたファッション」と語ったが、もともと巨乳なだけに、無理な露出というより、胸元が強調されるファッションを選んだと言う方が正しそう。胸の内側半分が大きく露出したドレスには、エルトン・ジョンやエレン・デジェネレスも釘付けで、総じて評判は悪くなかったようだ。

いつも過激なファッションで話題のリアーナは、ノーブラでリアーナらしさを演出しつつも、軽くウェーブのかかったロングヘアに赤いアズディン・アライアのロングドレスというエレガントなドレスで登場し、一際目を引いた。

他にも数人に過剰露出疑惑があったが、通達のおかげか、胸ポロやお尻露出のハプニングはなかったようだ。【NY在住/JUNKO】

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