堤真一、1時間限定店長でポテトをシャカシャカ
青野春秋の同名コミックの映画化『俺はまだ本気出してないだけ』(6月15日公開)の完成報告記念イベントが、2月17日にファーストキッチン赤坂見附店で開催。ダメダメな中年・大黒シズオ役の堤が役柄同様、バイト先のファーストキッチンの制服を着て登壇、同社斎藤社長から1時間店長に任命された。堤は、実際にポテトを揚げ、来店した客の福田雄一監督に笑顔で提供した。
カウンターに入った堤は「いらっしゃいませ。何にいたしましょう」と笑顔で言うと、福田監督はポテトをオーダー。「ポテトだけで結構です」と監督が言うと「いや、ポテトだけでは商売にならない」と言って、マスコミ陣を爆笑させた。福田監督は恐縮しながら、堤に「俳優人生で、こういうことをやると思ってました?」と聞くと「あなたにやらされたんですよ」と笑いながら突っ込みを入れた。
ファーストフード店でのバイトは初めてやったという堤。「バイトは裏方系ばかりで、表に出ない力仕事系とか、皿洗いとかをやってました」と語ると、福田監督は「おお、では貴重ですね」と満足気にコメント。ふたりは、できたてのポテトをほおばり「うまい!」と絶賛した。
今回、堤が提供したのは、新メニューの「大黒シズオプロデュース イカスミポテト」で、主人公の大黒の“黒”と、大黒が漫画家を目指すということで“墨”にちなんだポテトだ。こちらは、映画の公開に先駆け、映画の日と、ファーストキッチンの1をかけた6月1日(土)に実際に各店舗で販売される。【取材・文/山崎伸子】
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