サム・メンデス監督、007次回作続投は75%?

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サム・メンデス監督、007次回作続投は75%?

世界でシリーズ最高の大ヒットを記録したシリーズ23作目『007 スカイフォール』(公開中)でメガホンを取ったサム・メンデス監督が、続編でも続投する可能性が高くなってきたという。

以前から、脚本家のジョン・ローガンが、2部作として製作されるシリーズ第24弾、25弾の執筆をする計画をしていたことから、サム監督は同シリーズに莫大な時間を費やすことになるため、他のプロジェクトに関わる時間がなくなると考え、監督続投を渋っていたという。

しかし、同作が第85回アカデミー作品賞にノミネートされなかったことで、一般市民のみならず、批評家からもアカデミー協会に対する批判が出るほどで、英国アカデミー賞では英国最高映画賞を受賞している。また、シリーズ最高傑作とも言われ、全世界の歴代興行成績で7位につけているが、それは『アメリカン・ビューティー』(99)のサム・メンデス監督がメガホンを取ったことが大きな要因だと言われている。

となればサム・メンデス監督もさすがに悪い気はしないだろう。Digitalspy.comによれば「『007 スカイフォール』が成功し、サム・メンデス監督にも心境の変化があったようです。現在のところ、75%の確率でシリーズ第24弾のメガホンを取る可能性が高くなっており、契約は時間の問題」だという。

ま、たプロデューサーのバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、ボンド役のダニエルの続投も決まっている他、今作で引退したジュディ・デンチに代わってMに扮するレイフ・ファインズはもちろんのこと、ミス・マネーペニーに扮するナオミ・ハリス、Qに扮するベン・ウィショーの続投が決まっているそうで、今度こそアカデミー作品賞ノミネートを果たしてほしいところだ。【NY在住/JUNKO】

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