『オズ はじまりの戦い』R・ワイズ、バッド・ガールを演じる機会に惹かれていた|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『オズ はじまりの戦い』R・ワイズ、バッド・ガールを演じる機会に惹かれていた

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『オズ はじまりの戦い』R・ワイズ、バッド・ガールを演じる機会に惹かれていた

『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のスタッフと『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督が童話「オズの魔法使い」の前日談を完全映画化した『オズ はじまりの戦い』(3月8日公開)。ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ、ミラ・クニスらがを演じた3人の美しい魔女たちを、サム・ライミ監督は「ハリウッド中の女優が演じたがっていた」と明かす。

レイチェル・ワイズも同じく本作への参加に大きな魅力を感じていたが、その理由は意外なものだった。ワイズは、エメラルド・シティの冷酷な支配者エヴァノラを演じるということ、つまりバッド・ガールを演じられる機会に強く惹かれていたといい、「エヴァノラは悪行をおおいに楽しんでいるわ。このキャラクターに私が惹かれたのもその部分だと思うの」と役への思いを語っている。

先日、サム・ライミ監督、ジェームズ・フランコとともに来日したワイズ。主人公オズを演じたジェームズ・フランコとの共演について、「この映画で彼と私が一緒に登場するシーンは少ししかないのよ。そのひとつは、彼が最初に謁見室に連れてこられたとき、私が派手な演出を見せつけるシーン。ジェームズは本当におもしろいの。このシーンでも、彼はとてもコメディ調だった。ものすごい魅力を持っているわね。このキャラクターは基本的にペテン師だから、道化的な要素も魅力的に演じていたわ」と、共演を楽しんだ様子。

また、サム・ライミ監督と仕事ができたことには興奮したようで、ワイズは「彼は信じられないほどの情熱と、素晴らしくも子供のようなイマジネーション、ウィット、そして人間性をこの作品に注ぎ込んでいるわ。彼には物語を語るという美しい能力があるの。本当に素晴らしいストーリーテラーよ」と絶対的な信頼を置いている。撮影を振り返り、「サムは間違いなく愛すべき人物で、信じられないほどのエネルギーの持ち主ね。撮影現場でもいつもジョークを飛ばして人々を笑わせるの。彼の演出を受けたことを心から楽しんだわ」と、サム・ライミ監督ならではの、ムードメーカーな一面も明かしてくれた。

42歳となり、ますます美しさに磨きがかかっているレイチェル・ワイズが本作でどんな新しい一面を見せてくれるのか。美しい3人の魔女たちが、オズをどのように翻弄していくのかも見どころのひとつだろう。【Movie Walker】

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