サム・メンデス監督、『007 スカイフォール』の続編のメガホンを取らないことを正式発表

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サム・メンデス監督、『007 スカイフォール』の続編のメガホンを取らないことを正式発表

全世界で10億ドルを突破し、007シリーズ最高の大ヒットとなた『007 スカイフォール』(12)でメガホンを取ったサム・メンデス監督が、正式に次回作ではメガホンを取らないことを明らかにした。

サム監督本人がEmpireOnline.comで明らかにしたもので、「プロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリからの寛容なオファーを断るのはとても難しいことでした。この作品でメガホンを取れたことは、私のキャリアの中で最高の経験の一つだったと言えますが、ロンドンで、「Charlie And The Chocolate Factory」や「 King Lear」の舞台が控えており、今年一杯もしくはもう少しの間、舞台に専念する必要があると思います。ボンド映画の一員になれたことは最高の栄誉であり、また将来、一緒に仕事をさせていただきたいと思っています」と、正式にオファーを断ったことを明らかにした。

それについてマイケルとバーバラは、「サムとはとても楽しく仕事が出来たし、彼はボンド映画の中でも最も成功した作品を監督してくれました。次回作も一緒に仕事をしたいと思っていましたが、我々は、彼の決断を優先したいと思います。また一緒に仕事ができることを望んでいます」と早速サム監督の決断を尊重する声明を発表した。

既にダニエル・クレイグの続投と、ジュディ・ディンチに代わってレイフ・ファインズの出演も決まっているが、シリーズ最高作と言われる作品の次にメガホンを取るのは誰なのか? 今から楽しみだ。【NY在住/JUNKO】

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