『潔く柔く』に中村蒼出演!キーパーソンの高校生演じる
いくえみ綾の同名コミックを、長澤まさみ×岡田将生の初共演で実写映画化した『潔く柔く』(10月26日公開)に、中村蒼が出演することがわかった。中村は、主人公・瀬戸カンナ(長澤)の同級生で、カンナの人生に影響を及ぼすことになる重要なキャラクター、真山稔邦を演じる。
本作は、長澤演じるカンナと岡田演じる禄という過去に大切な人を失った経験を持つふたりが、大切な人を失っても、人はまた愛することができるのかということを問いかけ、主人公たちの喪失感のその後を描くラブストーリー。カンナの仲の良い男友達だった真山(中村)が、彼女への気持ちに気付くことで、物語は大きく動き始める。作品のキーパーソンであるとともに、原作では同級生から告白される高校生として描かれ、原作ファンの間でも人気のキャラクターだ。
広島と松山で行われた撮影について、中村は「海に山に自然がいっぱいあってその中でした撮影はとても気持ちが高まりました。共演者の中には以前仕事をした人もいて、久しぶりにその人たちと芝居をするのは良い緊張感があってよかったです」と振り返り、長澤の印象を「とても気さくな方で、長澤さんが現場にいると全体が明るくなってとてもやりやすかったです」と語った。現在、22歳だが本作では制服姿を披露しており、「まだまだいけました。ほとんどのシーンが楽しいシーンだったので、高校生を満喫させてもらいました」と明かした。
原作はエピソードごとに異なる登場人物の視点でオムニバス形式で描かれいるが、本作では原作のクライマックスを飾った人気エピソードである、瀬戸カンナ、赤沢禄のふたりの恋模様を描く。2月にクランクインした本作は、3月まで撮影が行われる予定だ。【Movie Walker】
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