マドンナがボーイスカウト姿で同性愛者いじめ撤廃を訴える
マドンナが、GLAADメディア大賞受賞式にボーイスカウトの扮装で現われ、話題になっている。
GLAADメディア大賞とは、中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GLAAD)が、同性愛者コミュニティーに著しい影響や功績を与えたメディア関係者に贈られる賞。3月16日に行われた同賞受賞式にプレゼンターとして登場したマドンナは、帽子に短パンのボーイスカウトの制服のレプリカを着て、米国ボーイスカウト連盟に同性愛者メンバー禁止の撤廃を訴えた。
米FOXニュースのサイトによれば、マドンナは受賞式の壇上で「私もボーイスカウトに入りたかったんだけど、受け入れられなかった。ボーイスカウト連盟は、愚かな規則を変える必要がある」と語り、同性愛者いじめに苦しむ十代の若者たちが自殺している現状に言及し、「十代の子供たちを持つ親として、こうした状況はあまりに非人道的で、許すわけにはいかない」と語ったという。
また、マドンナは同性愛者コミュニティーへの偏見や嫌がらせをなくすことは革命だと語り、「みんなで革命を始めましょう」と観客に呼びかけた。【UK在住/ブレイディみかこ】
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