『HK 変態仮面』は美少女ヒロインまで変態!?

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『HK 変態仮面』は美少女ヒロインまで変態!?

現在公開中の『ドラゴンボールZ 神と神』が好調な成績を記録しているが、1990年代のジャンプファンにとって絶対に見逃せない映画がもう一本ある。「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」「幽☆遊☆白書」といった超人気作と同時期に連載されていた、あんど慶周原作の伝説的コミックの実写化『HK 変態仮面』(4月13日公開)だ。

鈴木亮平演じる色丞狂介=変態仮面や、片瀬那奈がまさかのドSな女王様ぶりを見せる色丞魔喜など、濃いキャラクターについつい目を奪われてしまう本作だが、ヒロイン姫野愛子にちょっと注目してみてほしい。

愛子は、主人公・狂介が一目ぼれすることになる転校生の少女。銀行強盗に巻き込まれて人質になってしまうのだが、それを救おうとした狂介が覆面と間違って女性用パンティを被り、変態仮面に変身。変態仮面誕生のきっかけとなる存在だ。箱入り娘でちょっと天然な清純派お嬢様キャラの彼女は、パンティを被った主人公と比べると随分まともな人物に見えるが、やはり一筋縄ではいかない。「変態だけど素敵」と、変態仮面に好意を抱いてしまう、ある意味、一番変態(!?)なキャラなのだ。原作では、変態仮面の変態的な活躍に失神したり、“おいなりさん”の膨らみに赤面しながらも、指の隙間からしっかり目撃するシーンもあり、こちらの再現度も気になるところだ。

そして今回、そんな一風変わったヒロインを演じるのは女優、モデルとして活躍中の清水富美加だ。「仮面ライダーフォーゼ」ではヒロイン城島ユウキ役を演じており、まさかの仮面つながりヒロイン出演となる。ちなみに、フォーゼでも正統派ヒロインというわけではなく、極度の宇宙オタクなためにミスコンで小惑星探査機「はやぶさ」のコスプレをしたり、主人公に自作のライダー変身ポーズを指南したりと、美少女なルックスとは残念な中身のギャップが際立つ、型破りなヒロインだった。果たして、今回はどのような弾けぶりを見せてくれるのか。是非とも清水富美加の演技に期待しておこう。【トライワークス】

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