ショーン・ペンが伝説の大物ギャングに!『L.A.ギャング ストーリー』特別映像が到着
警察や政治家をも意のままに操り、ロサンゼルスの全てを支配していた伝説の大物ギャング、ミッキー・コーエンと、警官でありながら、その素性を隠しギャング組織に戦争を仕掛けるという密命を受けた男たちとの死闘を描いたクライムアクション『L.A.ギャング ストーリー』(5月3日公開)。
その公開を目前に控え、本作でギャング史上最も危険なボスと呼ばれる凶暴なカリスマ、ミッキー・コーエンを演じたショーン・ペンの魅力を監督やキャストたちが語った特別映像が到着した。
本作の舞台となる1949年のロサンゼルスは麻薬、銃、売春、あらゆる悪事で街を腐敗させる巨大犯罪組織のボス、ミッキー・コーエンによって支配されていた。彼の支配に終止符を打つため、ロス市警は少数精鋭の最強部隊を裏で組織するのだが、この命がけの任務をこなすには警察官の顔を捨て、ギャング顔負けの違法行為を犯さねばならなかった。
ショーン・ペンの起用について、ルーベン・フライシャー監督は「大物ギャングを演じるのは大物俳優でなくてはならない。ショーンは適役だ」と、彼がミッキー・コーエンを演じることの必然性を語る。
また、コーエンに敵対する警察官役を演じたジョシュ・ブローリンやジョバンニ・リビシも「ショーンが演じるコーエンはどこかチャーミングで魅力的だ」「ショーンは徹底的にコーエンを演じ切っていた」と、ショーン・ペンの魅力について映像の中でコメントしている。
ショーン・ペン自身は今回の役作りについて、「僕は事実を無視することにした。実際のミッキー・コーエンはアル・カポネにとてもよく似ていて、カポネ役ならロバート・デ・ニーロが『アンタッチャブル』(87)で映画史に残るほどの演技をした。だから、ミッキー・コーエンが何者かを知らない、より幅広い観客にとって僕が外見や態度でコーエンの真似をしたら、(デ・ニーロのアル・カポネを連想させて)余計な荷物になってしまう。僕は題材に素直に近付き、コーエンの経歴に関するほんの少しの資料だけからキャラクターを膨らませていけば面白いと思ったんだ」と明かす。
ショーン・ペンの怪演でミッキー・コーエンが果たしてどんなキャラクターに仕上がっているのか、今回の特別映像を見ながら本公開を待ちたい。【Movie Walker】