アンジェリーナ・ジョリー、子供たちをアフガニスタンの学校に連れて行かない理由
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使としても活躍するアンジェリーナ・ジョリーはシリア、コソボ、コンゴなど、危険な紛争地を訪れて平和を訴え、4月にはアフガニスタンに女子校を開校するなど慈善活動を精力的に行っているが、自分の6人の子供たちには、今のところ、その姿を見せるつもりはないようだ。
アンジェリーナは、首都カブールに200人から300人規模の女子校を設立する資金として、自らデザインを手がけたアクセサリーコレクション“スタイルオブ・ジュエリー”の収益金全てを自身が立ち上げた慈善団体に寄付し、遂にこの素晴らしいプロジェクトを完成させた。
その成果を子供たちにも見せてあげたいものだが、アンジェリーナが独占でライフ&スタイル誌に対し、「既に開校していました。子供たちとそれについて色々話をしましたが、今すぐに子供たちをそこに連れて行くつもりはありません。アフガニスタンなのですから。子供たちが行くにはあまりにも危険すぎます」と語ったという。
アンジェリーナ自身もかつてのインタビューで、「何度も生命の危機を感じたことがある」と語っていたが、今後もジュエリーのデザインを楽しみながら、子供たちの支援という大きな目標に向かって資金を集め、他の地域にも学校を設立する意向だという。【NY在住/JUNKO】
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