森山未來と星野源が「また声優をやりたい!」と『聖☆おにいさん』初日に意欲満面

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森山未來と星野源が「また声優をやりたい!」と『聖☆おにいさん』初日に意欲満面

累計1000万部突破を突破した人気漫画のアニメ映画化『聖☆おにいさん』の初日舞台挨拶が5月10日に新宿バルト9で開催され、声優に初挑戦した森山未來と星野源が登壇。森山が「ほっこりしましたか?」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

原作は第13回手塚治虫文化賞短編賞に輝いた中村光の同名ギャグ漫画。バカンスのために下界に降臨し、東京・立川のアパートで共同生活をするイエスとブッダのおかしな日常を描く。森山がイエスの声、星野がブッダの声を担当している。森山は「完成披露試写会で見た時と、また全然違ったものになっている。ここに至るまで、ずっと編集を繰り返している。すごいことだなと!」、星野も「この1週間の間に、色々な人が描き足しているんだよね」とスタッフの熱意に感心しきりだ。

星野は、本作のために主題歌「ギャグ」を書き下ろした。森山も「良い曲だよなぁ。売れるよ!」と太鼓判。星野は「この後の打ち上げには、190人が参加すると聞いた。アフレコはふたりでやったけれど、その裏で絵を描いている人たちへの感謝やリスペクトも込めて書いた」と曲に込めた思いを教えてくれた。

好きなシーンを聞かれると、森山は「主題歌が始まってからの、疾走感とオチまでの流れがことさら好き」、星野も「僕もエンドロールが好き。高雄監督の静止画で物語を見せる演出が、すごい好きなんです」と嬉しそうな笑顔を見せるなど、作品を大いに気に入っている様子だ。ともに声優は初挑戦となったが、森山は「また深夜枠などで、声優をやりたい!」、星野も「毎週やりたい!常にブッダの声を出していきたい」と意欲を見せていた。

最後には、原作者の中村が描いた、森山と星野をイエス&ブッダにしたイラストが贈られるというサプライズが!もともと原作のファンだというだけあって、森山も星野も「すげー!鳥肌立った!」と興奮を抑えられず、イラストに見入っていた。【取材・文/成田おり枝】

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